1
ヴィッセル神戸
72
2
サンフレッチェ広島
68
3
FC町田ゼルビア
66
4
ガンバ大阪
66
5
鹿島アントラーズ
65
6
東京ヴェルディ
56
7
FC東京
54
8
川崎フロンターレ
52
9
横浜F・マリノス
52
10
セレッソ大阪
52
11
名古屋グランパス
50
12
アビスパ福岡
50
13
浦和レッズ
48
14
京都サンガF.C.
47
15
湘南ベルマーレ
45
16
アルビレックス新潟
42
17
柏レイソル
41
18
ジュビロ磐田
38
19
北海道コンサドーレ札幌
37
20
サガン鳥栖
35
ヴィッセル神戸が連覇を成し遂げた。FC町田ゼルビアやサンフレッチェ広島がリードする期間が長かったものの、終盤戦の第35節から首位の座を譲らず。その3チームに優勝の可能性が残された最終の第38節でも勝利し、2位の広島に勝点4差をつけて、ホームのファン・サポーターと共に歓喜を味わった。相手陣内からのプレス、ハードワークは今シーズンも健在。大迫勇也、武藤嘉紀など日本代表や欧州クラブでの経験を持つ選手に引っ張られ、各選手が持ち味を発揮した。厚くなった選手層がチーム内に競争力を生み出し、吉田孝行監督の巧みな起用もあって国内外の大会を戦い抜いた。
最優秀選手賞
ヴィッセル神戸
YOSHINORI MUTO
武藤 嘉紀
1
清水エスパルス
82
2
横浜FC
76
3
V・ファーレン長崎
75
4
モンテディオ山形
66
5
ファジアーノ岡山
65
6
ベガルタ仙台
64
7
ジェフユナイテッド千葉
61
8
徳島ヴォルティス
55
9
いわきFC
54
10
ブラウブリッツ秋田
54
11
レノファ山口FC
53
12
ロアッソ熊本
46
13
藤枝MYFC
46
14
ヴァンフォーレ甲府
45
15
水戸ホーリーホック
44
16
大分トリニータ
43
17
愛媛FC
40
18
栃木SC
34
19
鹿児島ユナイテッドFC
30
20
ザスパ群馬
18
清水エスパルスがJ2リーグ初優勝を成し遂げ、2022年以来3シーズンぶりにJ1の舞台に返り咲くこととなった。今シーズンは、昨シーズンに引き続き秋葉忠宏監督のもと、J2屈指の戦力で攻撃的なサッカーを展開。第9節からは7連勝を記録した。特にホームでは15勝3分1敗と圧倒的な強さを見せ、大勢のファン・サポーターの前で1試合を残して優勝を決めた。また、リーグ最少の27失点、第15節から20試合負けなしと、堅守が特長の横浜FCが最終節で2位を確定させ、1年でJ1復帰を果たした。J1昇格プレーオフはファジアーノ岡山が勝ち上がり、J1への最後の切符をつかみ取った。
1
大宮アルディージャ
85
2
FC今治
73
3
カターレ富山
64
4
松本山雅FC
60
5
福島ユナイテッドFC
59
6
FC大阪
58
7
ギラヴァンツ北九州
56
8
FC岐阜
53
9
SC相模原
53
10
アスルクラロ沼津
52
11
ヴァンラーレ八戸
52
12
ツエーゲン金沢
50
13
ガイナーレ鳥取
50
14
FC琉球
47
15
テゲバジャーロ宮崎
46
16
カマタマーレ讃岐
43
17
奈良クラブ
39
18
AC長野パルセイロ
37
19
Y.S.C.C.横浜
32
20
いわてグルージャ盛岡
22
大宮アルディージャが1年でJ2リーグへの返り咲きに成功した。新たに就任した長澤徹監督が率いるチームは、開幕から12試合負けなしの好スタート。第8節からはその座を一度も譲ることなく、第32節で自動昇格条件の2位以内を確定すると、続く第33節には5試合を残して優勝を決めた。総得点はリーグ1位、失点の少なさは同2位と攻守に安定感のある戦いぶりだった。大宮と共に2位で昇格したのが、J3入会5年目のFC今治。一時は11位に順位を下げたが、第25節からは2位をキープし、第36節で念願を達成した。J2昇格プレーオフではカターレ富山が勝利し、悲願のJ2昇格を成し遂げた。
2023明治安田生命 J1リーグチャンピオンヴィッセル神戸
天皇杯JFA第103回 全日本サッカー選手権大会優勝川崎フロンターレ
昨シーズンの天皇杯覇者である川崎フロンターレが、同じくリーグ王者のヴィッセル神戸を1-0で下し「FUJIFILM SUPER CUP」3度目の優勝を果たした。前回を上回る52,142人の入場者が見守る中、前半は一進一退の展開が続きスコアレスでハーフタイムを迎えたが、後半開始直後の48分に試合が動いた。川崎Fが右サイドで得たフリーキックで、キッカーの瀬古樹がゴール前を狙ったクロスを放つ。ボールは神戸のGK前川黛也が弾いた後、山口蛍がクリアを試みたところ、体を寄せていたファンウェルメスケルケン際の右足に当たり、そのままゴールネットに吸い込まれた。この1点を守り切り、今シーズン最初のタイトルは川崎Fが獲得した。
名古屋グランパス
(PK 5-4)
アルビレックス新潟
名古屋グランパスが決勝でアルビレックス新潟とのPK戦までもつれる激闘を制し、3年ぶり2度目の王者に輝いた。雨にもかかわらずリーグカップ戦史上最多、2024シーズンのJリーグ公式試合最多となる62,517人が国立競技場に詰めか掛けた一戦は、31分と42分に永井謙佑が立て続けにゴールを奪い、前半で名古屋が2点をリードする。追いかける新潟は65分に3人を交代して攻撃を活性化。71分に谷口海斗が1点を返して反撃ののろしを上げる。直後の72分にも2人をピッチに送り込み、その一人の小見洋太がアディショナルタイムにPKを獲得。自らキッカーを務めて同点に追い付き、延長戦に持ち込んだ。93分にはそのPKを献上した中山克広が決めて名古屋が再び突き放すも、111分に小見が同点ゴールを蹴り込み3-3で120分が終了。PK戦は5人全員成功の名古屋が制した。決勝のMVPには今シーズン限りでクラブを離れるGKランゲラック(名古屋)、大会のニューヒーロー賞には21歳の山根陸(横浜F・マリノス)がそれぞれ選ばれた。
アジアのクラブチャンピオンを決めるACL 2023/24に、日本からは横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府、川崎フロンターレ、浦和レッズの4クラブが出場し、横浜FMが決勝に進出。アルアイン(アラブ首長国連邦)との決勝に2試合合計3-6のスコアで敗れ、準優勝となった。甲府はJ2クラブとして初めてACLのグループステージを突破し、ベスト16の成績を収めた。