Jリーグ全クラブが参加する新しい大会方式となった32回目の「2024JリーグYBCルヴァンカップ」。1stラウンドでは異なるカテゴリー同士の対戦が多く、J3クラブのホームスタジアムをJ1クラブのファン・サポーターが訪れるなど、これまでにない各地域の活性化が見られた。
プレーオフラウンドにはJ1から8クラブと、J2からV・ファーレン長崎、J3からカターレ富山が進出。長崎はジュビロ磐田と浦和レッズ、富山はモンテディオ山形、清水エスパルス、ヴィッセル神戸と、上位カテゴリーのクラブを複数破って躍進し、同ラウンドに進出した。
決勝は名古屋グランパスとアルビレックス新潟が対戦。ルヴァンカップにおける最多入場者数となる62,517人が国立競技場に詰め掛けた決勝は、PK戦までもつれる激闘となり、名古屋の優勝(3年ぶり2度目)で幕を閉じた。
これまでのルヴァンカップにはなかった異なるカテゴリー同士の対戦は、大きな盛り上がりにつながった。特にJ3クラブが上位リーグのクラブを迎えた試合では、ヴァンラーレ八戸がクラブ史上最多入場者数、ガイナーレ鳥取、FC今治が今シーズン最多入場者数を記録するなど、多くのファン・サポーターがスタジアムに詰め掛けた。
クラブ史上最多入場者数
今シーズン最多入場者数
2024JリーグYBCルヴァンカップでは、特別協賛社のヤマザキビスケット株式会社とのコラボレーションでさまざまなイベントも行った。
プライムラウンドの各試合で行った、来場者が無料で参加できるアトラクション。「シュートチャレンジ」と「ドリブルチャレンジ」の2つがあり、参加したお客様にヤマザキビスケット社のお菓子をプレゼントした。決勝では「スルーパスゲーム」を実施し、約2,000人が参加した。
国立競技場で行われた決勝の前座イベントとして、キッズイレブンによるドリブルリレー、シュートゲーム対決をピッチ上で実施。
決勝進出を決めたクラブの各試合会場で、キッズイレブンのイベントに参加した子どもたちの中から抽選で11人(計22人)が、「ルヴァンカップファイナルキッズイレブン」として出場。
1stラウンドからプライムラウンド準決勝終了までの全69試合で実施した「ルヴァンカップキッズイレブン~クラブといっしょにファイナルを目指そう!!~」には累計約14,000人が参加した。
決勝の来場者でヤマザキビスケット社製品を持参された方を対象にしたイベント。来場者に持参いただいたヤマザキビスケット社製品を「ルヴァンCAM(スタジアム内カメラ)」にアピール。当選者には選手サイングッズなどの豪華景品をプレゼントした。
ヤマザキビスケット社製のお菓子とコラボレーションした決勝限定の特別スタジアムグルメ全13メニューを19店舗で販売した。