1
鹿島アントラーズ
76
2
柏レイソル
75
3
京都サンガF.C.
68
4
サンフレッチェ広島
68
5
ヴィッセル神戸
64
6
FC町田ゼルビア
60
7
浦和レッズ
59
8
川崎フロンターレ
57
9
ガンバ大阪
57
10
セレッソ大阪
52
11
FC東京
50
12
アビスパ福岡
48
13
ファジアーノ岡山
45
14
清水エスパルス
44
15
横浜F・マリノス
43
16
名古屋グランパス
43
17
東京ヴェルディ
43
18
横浜FC
35
19
湘南ベルマーレ
32
20
アルビレックス新潟
24
鹿島アントラーズが9年ぶり9度目の王座に就き、最多優勝回数を更新。JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会を合わせた国内主要タイトルは20冠となった。鹿島でプロ選手デビューを果たし、監督としては川崎フロンターレで一時代を築いた鬼木達監督を招へいした今シーズンは、早くから首位争いを演じた。第30節からはトップの座を譲らず、柏レイソルの追走をかわし、勝点1差で逃げ切った。鈴木優磨、植田直通など経験豊富な選手が中心となり、全員が攻守にハードワーク。守護神の早川友基は日本代表に選ばれる成長ぶりで守備を支え、新加入のレオ セアラは得点王に輝く活躍を見せた。
最優秀選手賞
鹿島アントラーズ
TOMOKI HAYAKAWA
早川 友基
1
水戸ホーリーホック
70
2
V・ファーレン長崎
70
3
ジェフユナイテッド千葉
69
4
徳島ヴォルティス
65
5
ジュビロ磐田
64
6
RB大宮アルディージャ
63
7
ベガルタ仙台
62
8
サガン鳥栖
58
9
いわきFC
56
10
モンテディオ山形
53
11
FC今治
53
12
北海道コンサドーレ札幌
53
13
ヴァンフォーレ甲府
44
14
ブラウブリッツ秋田
43
15
藤枝MYFC
39
16
大分トリニータ
38
17
カターレ富山
37
18
ロアッソ熊本
37
19
レノファ山口FC
36
20
愛媛FC
22
最終節で優勝、自動昇格、J1昇格プレーオフを巡る戦いが劇的な展開で決着し、水戸ホーリーホックが初のタイトルを獲得した。水戸は2000年のJリーグ入会以来、26シーズンをJ2で戦い続け、初のJ1昇格も成し遂げた。昨シーズン途中から指揮を執る森直樹監督の下、堅守を基盤に安定した戦いぶりで第20節から自動昇格となる2位以内を堅持。勝点で並んだV・ファーレン長崎を得失点差で上回り、歓喜の瞬間を迎えた。リーグ戦で最多得点を記録した長崎は惜しくも2位となったが、8年ぶりのJ1復帰を果たした。J1昇格プレーオフはリーグ戦3位のジェフユナイテッド千葉が制し、17年ぶりにJ1の舞台へ返り咲く。
1
栃木シティ
77
2
ヴァンラーレ八戸
72
3
FC大阪
71
4
テゲバジャーロ宮崎
67
5
鹿児島ユナイテッドFC
66
6
ツエーゲン金沢
59
7
栃木SC
56
8
ギラヴァンツ北九州
56
9
奈良クラブ
56
10
福島ユナイテッドFC
56
11
ガイナーレ鳥取
51
12
SC相模原
50
13
FC岐阜
47
14
ザスパ群馬
46
15
松本山雅FC
43
16
FC琉球
40
17
カマタマーレ讃岐
38
18
高知ユナイテッドSC
38
19
AC長野パルセイロ
35
20
アスルクラロ沼津
28
初優勝の栃木シティ、2位のヴァンラーレ八戸は、共に初めてJ2へ昇格することになった。第22節から首位キープの八戸は、終盤戦で思うように勝点を伸ばせず。代わって第35節で首位に躍り出た栃木Cが、第37節で自動昇格となる2位以内を確定させると、最終節で優勝が決定。今矢直城監督が率いるチームは、リーグ戦で最多タイの得点力を生かし、日本フットボールリーグ(JFL)から昇格後、わずか1年でJ3の栄冠を手にした。八戸はリーグ戦で最少失点の堅守を基盤に、シーズンの大部分で安定した戦いを見せた。J2昇格プレーオフはリーグ戦4位のテゲバジャーロ宮崎が勝ち上がり、来シーズンは初めてJ2で戦う。
2024明治安田 J1リーグチャンピオン
天皇杯JFA第104回
全日本サッカー選手権大会優勝ヴィッセル神戸
2024明治安田 J1リーグ2位 サンフレッチェ広島
Jリーグのシーズン開幕を告げる恒例の一戦は、サンフレッチェ広島がヴィッセル神戸を2-0と下し、2016年以来となる5度目の優勝を果たした。前シーズンは神戸がJリーグと天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会の2冠を獲得したため、リーグ戦2位の広島が出場。大会史上最多となる53,343人の入場者が国立競技場で見守った。先制点が生まれたのは12分。中野就斗が右サイドから上げたクロスを、トルガイ アルスランが頭で合わせた。後半も試合を優勢に進めた広島は、70分にコーナーキックのチャンスを生かし、荒木隼人のヘディングシュートでリードを広げる。守っても神戸に得点を許さず、今シーズン最初のタイトル獲得で幸先の良いスタートを切った。
サンフレッチェ広島
柏レイソル
サンフレッチェ広島が決勝で柏レイソルに3-1と快勝し、3年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。国立競技場では大会史上最多となった前回の62,517人に匹敵する62,466人の大観衆が熱戦を見守った。
試合の主導権を握ったのは、得意のセットプレーを生かして得点を重ねた広島。先制点は25分で、右サイドから中野就斗が柏ゴール前に投げ入れたスローインを荒木隼人が高い打点のヘディングで決めた。続いて38分には東俊希がFKを直接蹴り込み、2点差をつける。さらに前半アディショナルタイム2分、再び中野のロングスローをゴール前で佐々木翔が頭で落とし、ジャーメイン良がワンタッチでゴールネットに突き刺した。柏は後半から出場の細谷真大が81分に1点を返すも、その後は今シーズンのJ1で最少失点を誇っていた広島の堅い守備をこじ開けることができなかった。
優勝に最も貢献した選手に贈られるMVP賞は広島の荒木、大会のニューヒーロー賞には同じく広島の19歳、中島洋太朗がそれぞれ選ばれた。
アジアのクラブ王者を決める大会で、日本から参加の川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸の3クラブがいずれもグループステージを突破した。神戸はラウンド16、横浜FMは準々決勝でそれぞれ敗退したが、東地区から唯一、ベスト4入りした川崎Fが決勝に進出。アルアハリ・サウジ(サウジアラビア)との決戦は0-2と敗れ、頂点にはあと一歩、届かなかった。
サンフレッチェ広島が準々決勝で敗退した。グループステージを首位で突破し、ナムディンFC(ベトナム)とのラウンド16も順調に勝ち抜いた。だが、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)との準々決勝第1戦は6-1の大勝も、出場資格のない選手の起用で没収試合となり、裁定は0-3の敗戦。第2戦は1-1の引き分けで、挽回はならなかった。
今大会よりナショナルチームのワールドカップと同様、4年に1度開催される新フォーマットへと移行。参加クラブ数は従来の7クラブから32クラブへと拡大した。賞金総額も大幅に増額され、アメリカの地で過去最大規模の世界一決定戦が繰り広げられた。
浦和レッズが4度目となる出場を果たし、グループEにて、CAリーベル・プレート(アルゼンチン)、インテル・ミラノ(イタリア)、CFモンテレイ(メキシコ)の3クラブと対戦。
結果はグループステージ敗退となり決勝ラウンド進出は叶わなかったが、多くのサポーターが開催地であるアメリカに駆け付け、選手たちの後押しをした。