SEASON REVIEW 2025

SEASON RESULT

明治安田J1リーグ

2025 J.league
POS CLUB PTS

1

鹿島アントラーズ

76

2

柏レイソル

75

3

京都サンガF.C.

68

4

サンフレッチェ広島

68

5

ヴィッセル神戸

64

6

FC町田ゼルビア

60

7

浦和レッズ

59

8

川崎フロンターレ

57

9

ガンバ大阪

57

10

セレッソ大阪

52

POS CLUB PTS

11

FC東京

50

12

アビスパ福岡

48

13

ファジアーノ岡山

45

14

清水エスパルス

44

15

横浜F・マリノス

43

16

名古屋グランパス

43

17

東京ヴェルディ

43

18

横浜FC

35

19

湘南ベルマーレ

32

20

アルビレックス新潟

24

J2降格

鹿島アントラーズが9年ぶり9度目の王座に就き、最多優勝回数を更新。JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会を合わせた国内主要タイトルは20冠となった。鹿島でプロ選手デビューを果たし、監督としては川崎フロンターレで一時代を築いた鬼木達監督を招へいした今シーズンは、早くから首位争いを演じた。第30節からはトップの座を譲らず、柏レイソルの追走をかわし、勝点1差で逃げ切った。鈴木優磨、植田直通など経験豊富な選手が中心となり、全員が攻守にハードワーク。守護神の早川友基は日本代表に選ばれる成長ぶりで守備を支え、新加入のレオ セアラは得点王に輝く活躍を見せた。

MVP

最優秀選手賞

鹿島アントラーズ

TOMOKI HAYAKAWA

早川 友基

明治安田J2リーグ

2025 J.league
POS CLUB PTS

1

水戸ホーリーホック

70

2

V・ファーレン長崎

70

3

ジェフユナイテッド千葉

69

4

徳島ヴォルティス

65

5

ジュビロ磐田

64

6

RB大宮アルディージャ

63

7

ベガルタ仙台

62

8

サガン鳥栖

58

9

いわきFC

56

10

モンテディオ山形

53

POS CLUB PTS

11

FC今治

53

12

北海道コンサドーレ札幌

53

13

ヴァンフォーレ甲府

44

14

ブラウブリッツ秋田

43

15

藤枝MYFC

39

16

大分トリニータ

38

17

カターレ富山

37

18

ロアッソ熊本

37

19

レノファ山口FC

36

20

愛媛FC

22

J1昇格
J3降格

最終節で優勝、自動昇格、J1昇格プレーオフを巡る戦いが劇的な展開で決着し、水戸ホーリーホックが初のタイトルを獲得した。水戸は2000年のJリーグ入会以来、26シーズンをJ2で戦い続け、初のJ1昇格も成し遂げた。昨シーズン途中から指揮を執る森直樹監督の下、堅守を基盤に安定した戦いぶりで第20節から自動昇格となる2位以内を堅持。勝点で並んだV・ファーレン長崎を得失点差で上回り、歓喜の瞬間を迎えた。リーグ戦で最多得点を記録した長崎は惜しくも2位となったが、8年ぶりのJ1復帰を果たした。J1昇格プレーオフはリーグ戦3位のジェフユナイテッド千葉が制し、17年ぶりにJ1の舞台へ返り咲く。

明治安田J3リーグ

2025 J.league
POS CLUB PTS

1

栃木シティ

77

2

ヴァンラーレ八戸

72

3

FC大阪

71

4

テゲバジャーロ宮崎

67

5

鹿児島ユナイテッドFC

66

6

ツエーゲン金沢

59

7

栃木SC

56

8

ギラヴァンツ北九州

56

9

奈良クラブ

56

10

福島ユナイテッドFC

56

POS CLUB PTS

11

ガイナーレ鳥取

51

12

SC相模原

50

13

FC岐阜

47

14

ザスパ群馬

46

15

松本山雅FC

43

16

FC琉球

40

17

カマタマーレ讃岐

38

18

高知ユナイテッドSC

38

19

AC長野パルセイロ

35

20

アスルクラロ沼津

28

J2昇格
J3会員資格喪失

初優勝の栃木シティ、2位のヴァンラーレ八戸は、共に初めてJ2へ昇格することになった。第22節から首位キープの八戸は、終盤戦で思うように勝点を伸ばせず。代わって第35節で首位に躍り出た栃木Cが、第37節で自動昇格となる2位以内を確定させると、最終節で優勝が決定。今矢直城監督が率いるチームは、リーグ戦で最多タイの得点力を生かし、日本フットボールリーグ(JFL)から昇格後、わずか1年でJ3の栄冠を手にした。八戸はリーグ戦で最少失点の堅守を基盤に、シーズンの大部分で安定した戦いを見せた。J2昇格プレーオフはリーグ戦4位のテゲバジャーロ宮崎が勝ち上がり、来シーズンは初めてJ2で戦う。

FUJIFILM SUPER CUP 2025

2025 J.league
ヴィッセル神戸

2024明治安田 J1リーグチャンピオン
天皇杯JFA第104回
全日本サッカー選手権大会優勝
ヴィッセル神戸

0
0
サンフレッチェ広島

  2024明治安田 J1リーグ2位  サンフレッチェ広島

2

Jリーグのシーズン開幕を告げる恒例の一戦は、サンフレッチェ広島がヴィッセル神戸を2-0と下し、2016年以来となる5度目の優勝を果たした。前シーズンは神戸がJリーグと天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会の2冠を獲得したため、リーグ戦2位の広島が出場。大会史上最多となる53,343人の入場者が国立競技場で見守った。先制点が生まれたのは12分。中野就斗が右サイドから上げたクロスを、トルガイ アルスランが頭で合わせた。後半も試合を優勢に進めた広島は、70分にコーナーキックのチャンスを生かし、荒木隼人のヘディングシュートでリードを広げる。守っても神戸に得点を許さず、今シーズン最初のタイトル獲得で幸先の良いスタートを切った。

JリーグYBCルヴァンカップ

2025 J.league
サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島

3
0
柏レイソル

柏レイソル

1

サンフレッチェ広島が決勝で柏レイソルに3-1と快勝し、3年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。国立競技場では大会史上最多となった前回の62,517人に匹敵する62,466人の大観衆が熱戦を見守った。
試合の主導権を握ったのは、得意のセットプレーを生かして得点を重ねた広島。先制点は25分で、右サイドから中野就斗が柏ゴール前に投げ入れたスローインを荒木隼人が高い打点のヘディングで決めた。続いて38分には東俊希がFKを直接蹴り込み、2点差をつける。さらに前半アディショナルタイム2分、再び中野のロングスローをゴール前で佐々木翔が頭で落とし、ジャーメイン良がワンタッチでゴールネットに突き刺した。柏は後半から出場の細谷真大が81分に1点を返すも、その後は今シーズンのJ1で最少失点を誇っていた広島の堅い守備をこじ開けることができなかった。
優勝に最も貢献した選手に贈られるMVP賞は広島の荒木、大会のニューヒーロー賞には同じく広島の19歳、中島洋太朗がそれぞれ選ばれた。

AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25

AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25

アジアのクラブ王者を決める大会で、日本から参加の川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸の3クラブがいずれもグループステージを突破した。神戸はラウンド16、横浜FMは準々決勝でそれぞれ敗退したが、東地区から唯一、ベスト4入りした川崎Fが決勝に進出。アルアハリ・サウジ(サウジアラビア)との決戦は0-2と敗れ、頂点にはあと一歩、届かなかった。

AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2024/25

AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2024/25

サンフレッチェ広島が準々決勝で敗退した。グループステージを首位で突破し、ナムディンFC(ベトナム)とのラウンド16も順調に勝ち抜いた。だが、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)との準々決勝第1戦は6-1の大勝も、出場資格のない選手の起用で没収試合となり、裁定は0-3の敗戦。第2戦は1-1の引き分けで、挽回はならなかった。

FIFAクラブワールドカップ2025

FIFAクラブワールドカップ2025

今大会よりナショナルチームのワールドカップと同様、4年に1度開催される新フォーマットへと移行。参加クラブ数は従来の7クラブから32クラブへと拡大した。賞金総額も大幅に増額され、アメリカの地で過去最大規模の世界一決定戦が繰り広げられた。
浦和レッズが4度目となる出場を果たし、グループEにて、CAリーベル・プレート(アルゼンチン)、インテル・ミラノ(イタリア)、CFモンテレイ(メキシコ)の3クラブと対戦。
結果はグループステージ敗退となり決勝ラウンド進出は叶わなかったが、多くのサポーターが開催地であるアメリカに駆け付け、選手たちの後押しをした。