ホームタウン活動

地域に愛されるクラブとなるために、Jクラブはホームタウンの人々と心を通わせるためのさまざまな活動を実践しています。Jリーグでは、ホームタウン会議などを通じて、各クラブのホームタウン活動の共有や情報交換、各種調査などを行い、同活動を推進しています。

ホームタウン

Jリーグでは、Jクラブの本拠地を「ホームタウン」と呼んでいます。「Jリーグ規約」には、Jクラブはホームタウンと定めた地域で、その地域社会と一体となったクラブづくりを行いながらサッカーの普及、振興に努めなければならないことが記されています。つまり、ホームタウンとは、「本拠地占有権」、「興行権」の意味合いの強い「フランチャイズ」とは異なり、「Jクラブと地域社会が一体となって実現する、スポーツが生活に溶け込み、人々が心身の健康と生活の楽しみを享受することができる町」を意味しているのです。 参考:Jリーグ規約第24条〔Jクラブのホームタウン(本拠地)〕第2項 「Jクラブはそれぞれのホームタウンにおいて、地域社会と一体となったクラブづくり(社会貢献活動を含む)を行い、サッカーをはじめとするスポーツの普及および振興に努めなければならない。」

地域名+愛称

Jリーグが目指す「地域に根差したスポーツクラブ」とは、ホームタウンの住民・行政・企業が三位一体となった支援体制を持ち、その町のコミュニティーとして発展するクラブをいいます。
Jリーグがスポーツエンターテインメント以上の価値を持つのは、Jクラブが地域に根差しながら、ホームタウンのシンボルとして存在するところにあります。
シーズン中、ほぼ2週間に一度訪れるホームゲーム開催日には、スタジアムを中心に祝祭空間が町に広がり、スタジアムにはわが町の名を叫んでチームを応援するファン・サポーターの姿があります。地域を代表する存在だからこそ、Jリーグはチームの呼称を「地域名+愛称」としています。
また、チームの呼称を「地域名+愛称」とすることで、Jクラブはホームタウン住民・行政・企業の理解と協力を得やすくなり、経済的に自立することができます。Jクラブが経済的に自立してはじめて、地域に根差したスポーツクラブとして地域のスポーツ文化の醸成に貢献できると考えています。

クラブの拠点となるクラブハウスは、トップチームの練習場だけでなく、地域の人々が集うことのできる、コミュニティーの中心になっています。

Jリーグホームタウン活動調査

シャレン!(社会連携活動)とは

社会課題や共通のテーマ(教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など)に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動です。

3社以上の協働者と、共通価値を創る活動を想定しており、これらの社会貢献活動等を通じて、地域社会の持続可能性の確保、関係性の構築と学びの獲得、それぞれのステークホルダーの価値の再発見に繋がるものと考えています。また、Jリーグはシャレン!を通じて、SDGsにも貢献しています。

シャレン!オフィシャルサイトへ