1997(平成9年)

ジュビロ磐田がオリジナル10以外で初優勝
日本代表がFIFAワールドカップ予選突破

  • ヒストリー 1997年

    【4月12日】新たに神戸が加わり、17クラブ体制で開幕を迎えた。写真はデンマーク人FWのラウドルップ。後に神戸に加入するイニエスタが、「小さい頃の憧れ」と語った選手でもある。

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    【5月17日】浦和 vs 横浜Fは雷雨により浦和市駒場スタジアム内諸室も浸水。臨時実行委員会は7月2日の再試合を決定。

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    【8月28日】FIFAワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表の壮行試合として開催されたJOMO CUP。写真は中田英寿。

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    【11月16日】『ジョホールバルの歓喜』。ついに世界最高峰の舞台への扉を開いた日本代表。当時は全選手がJクラブ所属だった。

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    【12月13日】ヤマザキナビスコカップ決勝と同カードとなったサントリーチャンピオンシップを制し、関東圏以外では初となるJリーグ優勝を成し遂げた磐田。

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日付 Jリーグ関連の出来事 世の中の主な出来事
1月 1日 第76回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝(V川崎 3-0 広島、国立競技場)
3月 2日 97 SANWA BANK CUP開催(名古屋 3-1 ワシントンD.C.ユナイテッド〈アメリカ〉、国立競技場)
8日 97Jリーグヤマザキナビスコカップ開幕。Jリーグ準会員の札幌、仙台が参加、鳥栖も特別参加。3月の3試合で主審に小型集音マイク装着、WOWOWで試合中継の際に生のレフェリングの声を放送
31日 野末陳平税金教室開催。選手、関係者らを対象に約130人が参加
4月 5日 97XEROX SUPER CUP開催(鹿島 3-2 V川崎、国立競技場)Jリーグ初のテレビCFをオンエア。Jリーグ選手たちが出演
12日 1stステージ開幕 神戸が加わり17クラブで
22日 ペルー日本大使公邸占拠事件、人質全員解放
5月 17日 1stステージ第9節で、雷雨による試合中止(浦和 vs 横浜F)、得点取り消し判定(柏 vs 磐田)が発生
6月 2日 1999シーズンからの1・2部制に向け、Jリーグ2部(仮称)への参加申請クラブを公表。モンテディオ山形、福島フットボールクラブ、水戸ホーリーホック、ヴァンフォーレ甲府、アルビレックス新潟、大分トリニティ(現大分トリニータ)、サガン鳥栖の7クラブ。東京ガス(現FC東京)、NTT関東(現大宮アルディージャ)は申請提出期限猶予
17日 実行委員会で1997年のJリーグ準会員に川崎フロンターレ、本田技研工業が承認される
7月 1日 香港が英国から中国に返還
18日 Jヴィレッジがオープン
19日 1stステージ終了 優勝は鹿島
27日 台風のため1日順延された’97JリーグKodakオールスターサッカー開催(J-EAST 1-4 J-WEST、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)
30日 2ndステージ開幕
8月 28日 JOMO CUP’97Jリーグドリームマッチ開催(日本代表 0-0 Jリーグ外国籍選手選抜、浦和市駒場スタジアム)
31日 ダイアナ元英国皇太子妃、パリで交通事故死
9月 5日 本田がJリーグ準会員取り消し願いを提出(30日の臨時理事会で取り消しを決定)
10月 4日 2ndステージ終了 優勝は磐田
11月 16日 日本代表のFIFAワールドカップ初出場が決定。アジア第3代表決定戦で、延長戦のゴールデンゴール(Vゴール)によりイランを 3-2で破る
18日 臨時理事会でコンサドーレ札幌がJリーグ正会員に承認
22日 97Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝第1戦(磐田 1-2 鹿島、ジュビロ磐田スタジアム) 決勝のMVP賞はジョルジーニョ(鹿島)、ニューヒーロー賞は三浦淳宏(横浜F)
29日 97Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝第2戦(鹿島 5-1 磐田、県立カシマサッカースタジアム) 鹿島が2勝で優勝
12月 6日 97サントリーチャンピオンシップ第1戦(磐田 3-2 鹿島、ジュビロ磐田スタジアム)
11日 Jリーグ2部(仮称)参加クラブ決定 甲府、新潟が承認、山形、東京ガス、NTT関東、大分、鳥栖は法人設立後という条件付き承認、水戸は承認見送り、福島は申請取り下げ
13日 97サントリーチャンピオンシップ第2戦(鹿島 0-1 磐田、県立カシマサッカースタジアム) 磐田が2勝で年間王者に
15日 97Jリーグアウォーズ開催(横浜アリーナ) 最優秀選手賞はドゥンガ(磐田
18日 東京湾アクアライン開通
27日 1997Jユースカップ決勝(清水 3-0 広島、長居第2陸上競技場)

リーグ戦方式:2ステージ制
リーグ戦入場者数:275万5698人(前年比 : −44万9109人)
リーグ戦平均入場者数:1万131人(前年比 : -3222人)

1stステージ

  1. ①鹿島アントラーズ(37)
  2. ②横浜フリューゲルス(35)
  3. ③柏レイソル(32)
  4. ④ベルマーレ平塚(28)
  5. ⑤横浜マリノス(28)
  6. ⑥ジュビロ磐田(26)
  7. ⑦清水エスパルス(25)
  8. ⑧ガンバ大阪(24)
  9. ⑨浦和レッズ(21)
  10. ⑩サンフレッチェ広島(21)
  11. ⑪セレッソ大阪(19)
  12. ⑫名古屋グランパスエイト(18)
  13. ⑬京都パープルサンガ(18)
  14. ⑭ヴィッセル神戸(17)
  15. ⑮ジェフユナイテッド市原(13)
  16. ⑯ヴェルディ川崎(10)
  17. ⑰アビスパ福岡(9)

  18. (かっこ内は勝ち点。引き分けはなし。勝ち点が同じ場合は得失点差)

2ndステージ

  1. ①磐田(40)
  2. ②G大阪(34)
  3. ③横浜M(32)
  4. ④鹿島(31)
  5. ⑤名古屋(30)
  6. ⑥清水(29)
  7. ⑦浦和(26)
  8. ⑧C大阪(24)
  9. ⑨平塚(21)
  10. ⑩柏(20)
  11. ⑪横浜F(18)
  12. ⑫V川崎(16)
  13. ⑬広島(15)
  14. ⑭市原(15)
  15. ⑮福岡(10)
  16. ⑯京都(9)
  17. ⑰神戸(7)
  18.  
  19. (かっこ内は勝ち点。引き分けはなし。勝ち点が同じ場合は得失点差)

年間順位

  1. ①磐田(66)
  2. ②鹿島(68)
  3. ③横浜M(60)
  4. ④G大阪(58)
  5. ⑤清水(54)
  6. ⑥横浜F(53)
  7. ⑦柏(52)
  8. ⑧平塚(49)
  9. ⑨名古屋(48)
  10. ⑩浦和(47)
  11. ⑪C大阪(43)
  12. ⑫広島(36)
  13. ⑬市原(28)
  14. ⑭京都(27)
  15. ⑮V川崎(26)
  16. ⑯神戸(24)
  17. ⑰福岡(19)
  18.  
  19. (かっこ内は勝ち点。1、2位はサントリーチャンピオンシップの結果による)

Jリーグアウォーズ

  1. 【最優秀選手賞】
    ドゥンガ(磐田/初)
  2. 【ベストイレブン】
    GK 大神友明(磐田/初)
    DF 秋田 豊(鹿島/初) 相馬直樹(鹿島/③) 井原正巳(横浜M/⑤)
    MF ビスマルク(鹿島/③) 山口素弘(横浜F/②) 中田英寿(平塚/初) ドゥンガ(磐田/初) 名波浩(磐田/②)
    FW 中山雅史(磐田/初) エムボマ(G大阪/初)
  3. 【得点王】
    エムボマ(G大阪/初)25得点/28試合
  4. 【新人王】
    柳沢敦(鹿島アントラーズ)
  5.  
  6. (丸数字は受賞回数)