1998(平成10年)

翌シーズンからの1・2部制へ準備着々
厳しい財政情勢下、横浜の2クラブが統合

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    【3月9日】18チームの総監督・監督が集い、代表との連携、育成など多岐にわたる意見交換が行われたJリーグ監督会議。

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    【4月29日】1stステージ第9節札幌戦で4試合連続ハットトリックを達成した中山雅史(左)。この記録は後にギネスブックに登録。日本代表のFIFAワールドカップ初得点も記録した男は『炎のストライカー』と称され、多くのファンに愛された。

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    【10月29日】横浜Mと横浜Fの統合が承認された臨時理事会後の記者報告会。左から横浜Mの高坂弘己社長、川淵三郎チェアマン、横浜Fの山田恒彦社長。

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    【11月26日】J1参入決定戦2回戦の市原(黄) vs 福岡。市原は2戦2勝で、札幌に勝った神戸と共に参入を決め、福岡も第3参入クラブ決定戦に勝利した。

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    【11月28日】鹿島がチャンピオンシップを2勝で、磐田から王座を奪還。

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日付 Jリーグ関連の出来事 世の中の主な出来事
1月 1日 第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝(鹿島 3-0 横浜F、国立競技場)
28日 中田英寿(平塚)が第30回日本プロスポーツ大賞を受賞
2月 2日 郵便番号7桁化
7日 長野冬季オリンピック開催(~22日)
17日 Jリーグ理事会で1・2部制(仮称)導入の意義を確認
3月 14日 98 XEROX SUPER CUP開催(磐田 1-2 鹿島、国立競技場)
21日 1stステージ開幕 札幌が加わり18クラブで
4月 5日 明石海峡大橋が開通
29日 1stステージ第9節 中山雅史が4試合連続ハットトリック(後にギネスブックに登録)
5月 12日 スポーツ振興投票(サッカーくじ)が衆議院本会議で可決(実施は2000年から)
6月 10日 FIFAワールドカップフランス’98開幕(~7月12日) 初出場の日本はグループステージ3戦全敗で敗退 フランスが初優勝
7月 19日 98Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝(磐田 4-0 市原、国立競技場) 決勝のMVP賞は川口信男(磐田)、ニューヒーロー賞は高原直泰(磐田)
25日 Windows 98発売
30日 小渕内閣発足
8月 8日 1stステージ終了 優勝は磐田
16日 98JリーグKodakオールスターサッカー(J-EAST 1-3 J-WEST、横浜国際総合競技場)
18日 翌年の1・2部の正式名称決定
22日 2ndステージ開幕
10月 10日 JOMO CUP ’98Jリーグドリームマッチ(Jリーグ日本選手選抜 3-1 Jリーグ外国籍選手選抜、国立競技場)
29日 臨時理事会で横浜Mと横浜Fの統合を承認。新クラブ名と新チーム名は横浜F・マリノスに
11月 4日 2ndステージ終了 優勝は鹿島
19日 J1参入決定戦(~12月5日) 市原、神戸、福岡がJ1参入。札幌、川崎フロンターレがJ2へ
21日 98サントリーチャンピオンシップ第1戦(磐田 1-2 鹿島、国立競技場)
28日 98サントリーチャンピオンシップ第2戦(鹿島 2-1 磐田、県立カシマサッカースタジアム) 鹿島が2勝で年間王者に
12月 7日 98Jリーグアウォーズ開催(横浜アリーナ) 最優秀選手賞は中山雅史(磐田)
27日 Jユースカップ ’98決勝(市原 2-3 鹿島、大阪長居スタジアム)

リーグ戦方式:2ステージ制
リーグ戦入場者数:366万6496人(前年比 : +91万798人)
リーグ戦平均入場者数:1万1982人(前年比 : +1851人)

1stステージ

  1. ①ジュビロ磐田(39)
  2. ②清水エスパルス(39)
  3. ③名古屋グランパスエイト(33)
  4. ④横浜マリノス(32)
  5. ⑤鹿島アントラーズ(32)
  6. ⑥ヴェルディ川崎(30)
  7. ⑦浦和レッズ(28)
  8. ⑧横浜フリューゲルス(26)
  9. ⑨セレッソ大阪(23)
  10. ⑩柏レイソル(22)
  11. ⑪ジェフユナイテッド市原(21)
  12. ⑫ベルマーレ平塚(20)
  13. ⑬サンフレッチェ広島(19)
  14. ⑭ガンバ大阪(17)
  15. ⑮京都パープルサンガ(16)
  16. ⑯コンサドーレ札幌(11)
  17. ⑰ヴィッセル神戸(9)
  18. ⑱アビスパ福岡(7)

  19. (かっこ内は勝ち点。引き分けはなし。勝ち点が同じ場合は得失点差)

2ndステージ

  1. ①鹿島(42)
  2. ②磐田(39)
  3. ③浦和(33)
  4. ④横浜M(32)
  5. ⑤清水(31)
  6. ⑥名古屋(30)
  7. ⑦横浜F(25)
  8. ⑧柏(25)
  9. ⑨広島(24)
  10. ⑩札幌(24)
  11. ⑪京都(23)
  12. ⑫平塚(22)
  13. ⑬C大阪(21)
  14. ⑭神戸(16)
  15. ⑮福岡(14)
  16. ⑯G大阪(13)
  17. ⑰V川崎(9)
  18. ⑱市原(4)
  19.  
  20. (かっこ内は勝ち点。引き分けはなし。勝ち点が同じ場合は得失点差)

年間順位

  1. ①鹿島(74)
  2. ②磐田(78)
  3. ③清水(70)
  4. ④横浜M(64)
  5. ⑤名古屋(63)
  6. ⑥浦和(61)
  7. ⑦横浜F(51)
  8. ⑧柏(47)
  9. ⑨C大阪(44)
  10. ⑩広島(43)
  11. ⑪平塚(42)
  12. ⑫V川崎(39)
  13. ⑬京都(39)
  14. ⑭札幌(35)
  15. ⑮G大阪(30)
  16. ⑯市原(25)
  17. ⑰神戸(25)
  18. ⑱福岡(21)
  19.  
  20. (かっこ内は勝ち点。1、2位はサントリーチャンピオンシップの結果による)

Jリーグアウォーズ

  1. 【最優秀選手賞】
    中山雅史(磐田/初)
  2. 【ベストイレブン】
    GK 楢﨑正剛(横浜F/②)
    DF 秋田豊(鹿島/②) 相馬直樹(鹿島/④) 田中誠(磐田/初)
    MF 小野伸二(浦和/初) 奥大介(磐田/初) ドゥンガ(磐田/②) 名波浩(磐田/③) 藤田俊哉(磐田/初)
    FW 柳沢敦(鹿島/初) 中山雅史(磐田/初)
  3. 【得点王】
    中山雅史(磐田/初)36得点/27試合
  4. 【新人王】
    小野伸二(浦和レッズ)
  5.  
  6. (丸数字は受賞回数)