Menu
Jリーグは、ホームタウンを持つ初めてのプロスポーツとして誕生しました。Jクラブは単にプロサッカーリーグに参加するチームではなく、育成年代チームを組織した日本サッカーの重要な育成基盤を持ち、地域に根差したスポーツ振興やスポーツを通じた地域の発展を担う総合的な役割を果たす「クラブ」となります。
Jリーグはクラブ経営の健全化、人材の確保、選手育成環境やスタジアム機能の水準確保・向上を目的に、2012年よりクラブライセンス制度を導入しました。 クラブライセンス制度の導入は、クラブ経営の安定化を図り、Jリーグが多様なステークホルダーに信頼されるリーグとなり、多くの支援を得ることにも寄与しています。 2012年のクラブライセンス導入以降、Jクラブは経営の安定化が図られ、営業収益と営業費用が拡大。クラブ経営は拡大均衡へと推移し、AFCチャンピオンズリーグ優勝など国際大会での成果のほか、スタジアムやクラブハウスの新設・改修など、競技面、施設面でも大きくレベルアップしています。
Jリーグは1993年開幕の6年後となる1999年より、Jクラブの経営健全化を図るため、費目別収支などのクラブ経営状況の開示を行い、経営人材の養成やライセンス制度にともなう経営サポートなどを通じて、リーグ、クラブの健全経営を諮っています。 歴史の異なる60クラブが一定の水準を保ってクラブ経営を行うため、また、これからJリーグ入会を目指すクラブのために、経営状況のみならず、クラブ経営に必要な基本情報を「クラブ経営ガイド」にまとめて公開しています。 同時に、Jクラブが社会情勢や経済環境に応じて経営基盤を構築できるよう、制度の見直しを行っています。