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Activities Jリーグの事業・活動

プロサッカーリーグの運営 Management

Jリーグにおける誹謗中傷・カスタマーハラスメントへの対応について

平素よりJリーグをご支援、応援いただき誠にありがとうございます。
新シーズンの開幕を迎えるにあたり、選手・スタッフや関係者すべてに対する誹謗中傷等の違法・不当な行為に対する考えや対応について、改めて表明いたします。

私たちは、「日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進」、「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」、「国際社会における交流及び親善への貢献」という3つの理念を掲げ、日本サッカーの頂点に位置するプロリーグであると同時に、誰もが気軽にスポーツに関わり、楽しむことができる環境づくりや、スポーツを通じて豊かな社会を作ることを目的に様々な活動をしています。

また、これまでも、サッカーファミリーの一員として、リスペクト(大切に思うこと)、フェアプレーの精神を共有し、サッカーに関わるすべての人、ものを大切に思う精神を広く伝えてまいりました。

しかしながら、近年、スタジアムの内外問わず、選手・審判やスタッフなどの関係者に対する誹謗中傷やリスペクトに欠ける悪意のある言動等が多く確認されています。

これらの行為は、他人の名誉や尊厳、さらには人権を傷つけ、私生活に重大な支障を生じさせる極めて悪質な行為であり、いかなる理由があっても決して容認されるものではありません。私たちが愛するサッカーの世界にも、社会にも、そのような行為が存在する余地は一切ありません。

また、世界的にも、2024年8月に国際サッカー連盟(FIFA)が、選手等への人種差別があった場合には試合の一時停止・中断・中止の対応を講じることを加盟協会に義務付ける通達を出し、人種差別に反対する姿勢を改めて示しました。

以上の潮流を踏まえ、Jリーグとしては、人権を重んじる観点から、これらの行為、なかでも試合中の人種差別に対しては、FIFAの通達に則った対応手順の導入を決定するとともに、SNS等における誹謗中傷等に関する違法・不当な行為については、警察や弁護士等の外部専門家と連携し法的措置(発信者情報開示請求等の発信者の特定・損害賠償請求・刑事告訴等) も含め厳正に対応するなど、より具体的な対応を講じてまいります。各クラブ・Jリーグが一丸となりこれまでと同様、またはそれ以上に毅然とした姿勢で臨んでまいります。

また、同時に、私たちが今後も取り組みを行っていくには、Jリーグ・Jクラブの業務に従事するスタッフ一人ひとりが心身ともに健康で、安心して働ける環境が不可欠であると考えています。その一環として、カスタマーハラスメントを防止するため、厚生労働省が定める「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」を参考に、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定しております。

私たちは、誰もが安心・安全にサッカーに関わり、楽しめる環境を、ファン・サポーター・関係するすべてのみなさまとともに作り上げていきたいと考えております。
何卒ご理解の上、引き続き熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。

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