Press Release プレスリリース
2016.10.25
10月17日(月)、トップチーム所属の吉平翼選手、江頭一輝選手が大分県中津市にある三保小学校を訪問しました。
この日は、5、6年生の子どもたち30人を対象にサッカー教室を開催し、サッカーボールを通じてコミュニケーションをとりふれあうことで選手とチームを知ってもらい、学校を通じて地域に元気や夢を与えること、また、大分県人権ネットワーク協議会と大分トリニータが共同実施する人権サッカー教室としても実施し、サッカーを通じて子どもたちにいじめや差別について考える機会を与え、仲間や思いやりの大切さについて気付いてもらうことを目的とした訪問になりました。
まずスクールの普及コーチが手を使ったボール遊びからお手本を見せ、選手たちも見よう見まねで実演し子どもたちもそれを見て盛りあがっていました。次に、2チームに分かれてドリブル競争をしたあとで、スタッフ・選手チーム対5、6年生チーム(4チーム)でミニゲームをしました。
吉平選手は子どもたちに足元の技術を見せつけ、楽しくボールを扱う姿で人気を集めていました。対する江頭選手は見せるプレーが苦手のようで、ミスキックがバスケットゴールに入りそうになり会場を沸かせる場面がありました。スタッフ・選手チームは見事4連勝し、子どもたちは負けた悔しさでいっぱいのようでしたが、プロ選手のプレーを目の当たりして驚いた様子と、一緒にプレーし無邪気に喜ぶ姿が印象的でした。
ミニゲーム終了後には、大分市人権ネットワーク協議会の指導員よりいじめや差別についてお話しがありました。その後、選手2人のサイン会を行ない子どもたちは選手からのサインを嬉しそうに貰っていました。
そんな楽しい時間も刻々と過ぎ、最後のイベントである給食タイムでは選手と一緒に食事をしてあっと言う間に終了となりました。最後の挨拶では選手から子どもたちへ、トリニータのポーチと歯ブラシセットをプレゼントしました。すると子どもたちからポーチへのサインを再度求められ、選手たちは最後まで丁寧にサインをしていました。
吉平選手と江頭選手は子どもたちを前にして改めてプロ選手としての在り方と自覚を再確認できた良い訪問となりました。
選手からのコメント
◎吉平翼選手
今回、三保小学校の5、6年生の子供達とサッカー教室をしてみて、僕たちプロ選手は子供たちの目標としている存在であり、良い事悪い事も真似しようとします。そしてなにより感じたのはトリニータが地元の人たちに愛され支えられているということです。だから僕たち選手は子どもたちの夢や目標になるように、地元の人たちには元気を与えていかないといけないと感じました。
◎江頭一輝選手
この度三保小学校を訪問して純粋で元気な子どもたちと一緒にサッカーをして元気をもらえました。プロサッカー選手になりたいと思っている子どもがいて、目標とされる立場としてもっと頑張らないといけないなと思いました。
写真提供/大分トリニータ