Press Release プレスリリース
2018.10.12
2018年10月3日(水)に岡山市内全小学校への全選手一斉訪問事業として、阿部海大選手が岡山市内の小学校を訪問しました。
本事業は、ファジアーノ岡山のクラブ理念『子どもたちに夢を!』の具体的な活動指針である『最高の選手と子どもたちが仲間になる』を具現化する試みとして、岡山市内の全小学校を選手が訪問し、直接児童と触れ合うことでファジアーノ岡山を身近に感じてもらい、現役のプロサッカー選手から「夢を持つことの素晴らしさ」を伝える機会とすることを目指したものです。
岡山市立財田小学校を訪問した阿部選手は、交流する5年生106人の前で自己紹介をした後、早速サッカーの腕前を見せるべく、リフティングの技を披露しました。また、子どもたちとボールを遠くに飛ばす対決や、ボールの奪い合いを行い、キック力や技術で子どもたちを驚かせていました。
その後は、一旦ボールを置いて、手つなぎ鬼で児童と触れ合いました。手を繋ぐ子どもたちのスピードに合わせて鬼から逃げることに難しさを感じながらも、お互いに弾けるような笑顔で走り回る姿が印象的でした。
運動の最後は再びサッカーに戻ってミニゲームを実施。プロ選手ならではのテクニックやスピードを発揮していましたが、最も特徴的だったのが盛り上げ方で、声と動きで子どもたちを終始喜ばせていました。
阿部選手に、なぜ盛り上げ上手なのかを聞いたところ、「代表活動の海外遠征の中で日本語学校を訪問する機会があり、そこで現地の子どもたちと触れ合うことで、何をすれば喜んだり笑顔になってくれたりするのかを学ぶことができたから」と教えてくれました。
最後の質問コーナーでは「憧れの選手は?」「試合前は何をしていますか?」「大変なことはなんですか?」と様々な質問が飛び交いましたが、どの質問に対しても誠実に答える姿がありました。また「つらいことも多いけど、サポーターの顔を見ると勇気をもらえる」という話の際には、子どもたちだけでなく先生も頷きながら話を聞く様子が印象的でした。
児童に見送られながら運動場を後にする間際も、振り返っての一発ギャグで子どもたちの笑いをもう一度誘い、終始和やかなムードで活動を終えました。
<参加選手の感想>
〇阿部海大選手
子どもたちはとても明るく元気で、最後の質問コーナーでは、みんなが疑問に思ったことを積極的に聞いてくれて、探究心がすごくあると感じました。ファジアーノ岡山はクラブ理念に「子どもたちに夢を!」を掲げているので、触れ合う中で子どもたちに興味を持ってもらえて嬉しかったです。私たちは、ピッチでのプレーを見てもらい、子どもたちに興味や関心を持ってもらうことも大事ですが、今回の小学校訪問のようなホームタウン活動を通して、サッカーを見ない人たちにも触れ合うことで、少しでも「楽しいな」と思ってもらうことが大事なことだと思いました。
写真提供/ファジアーノ岡山