Press Release プレスリリース
2020.10.13
Jリーグは、本日の理事会において、2021年度のクラブへの配分金について下記のとおり決定しました。
■均等配分金〔変更なし〕
現在の水準(J1:3.5億円、J2:1.5億円、J3:0.3億円)を維持する。
■降格救済金〔増額、期間の延長〕
2021年予算に影響ないものの、21年シーズン順位に基づく降格クラブの財務的なマイナスインパクトを軽減するため、支払期間を1年延長し、降格1年目は降格前所属リーグの均等配分金額の80%を、降格2年目は60%を受け取れるよう、降格後所属リーグの均等配分金額との差額を降格救済金として配分する。
※J1からJ2へ降格したクラブが翌年J3へ降格した場合、22年はJ2からJ3の降格1年目の救済金を受け取る
■2020年度順位及び2021年度順位に基づく理念強化配分金〔停止〕
本来期待する価値向上に利用されにくい環境下にあるため、大会運営費やクラブ支援の各施策の原資とするため、2020年以降の順位に基づき支給する理念強化配分金は一旦停止とする。コロナ禍の終息を待って、再度同配分金の取扱は協議する。
■ACLサポート配分金〔増額〕
理念強化配分金の停止に伴い、ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)への出場クラブの経済的負担が増加することから、理念強化配分金停止時には、ACL出場クラブへのACLサポート配分金を、1クラブ1億円とする。
■大会結果による賞金〔増額〕
2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大等の影響を受け、賞金を2019年度水準の半額とすることで新型コロナウイルス対応費等に充当していたが、2021年度は2019年度水準へ戻すこととする。
■その他
・ファン指標配分金の配分方法については検討するが、総額は維持する
・JリーグU-21選手出場奨励金は引き続き停止とする