Press Release プレスリリース
2024.6.3
株式会社NTTドコモを代表企業とし、前田建設工業株式会社、SMFLみらいパートナーズ株式会社、公益社団法人 日本プロサッカーリーグの4社が構成企業として参画するコンソーシアム「国立競技場 × Social Well-being グループ」(以下、本コンソーシアム)は、独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下、JSC)が進めている「国立競技場運営事業等(以下、本事業)」に係る公募手続きにおいて、2024年5月29日(水)に優先交渉権者として選定されました。今後は、2025年4月からの国立競技場の運営に向けたJSCとの実施契約の締結を進めていきます。
本事業は、「国立競技場をスポーツ振興の中核拠点として運営するとともに、日々人々が集まり長く愛されるスタジアムとすることを目指し、民間事業者のノウハウと創意工夫を活用した効率的な運営や利用促進による収益拡大などを図ることにより、国民の利益につなげること」を目的としています。本コンソーシアムは3つの「CHANGE」を事業ビジョンに掲げた運営を通じて、国立競技場を起点として生まれる人と人とのつながりによる幸福「Social Well-being」の実現を目指します。
■CHANGE1:グローバル型のビジネスモデル導入による経営革新
・プロ/アマチュアのスポーツ大会に加え、国内外の有名アーティストによるコンサートやフェスなど多様なイベントの開催
・大型ビジョン・グループ席の新設、VIPルームの増設など、グローバル水準の体験価値を実現する大規模投資
■CHANGE2:国内スポーツ界の発展を牽引する、スポーツの聖地化
・最適なピッチコンディションの維持などによる快適な競技環境の整備
・スポーツ大会の決勝戦、日本代表戦など国内外の大規模大会の積極的な開催
■CHANGE3:ボーダレスなつながりと交流を生み出す、国民に愛されるスタジアム
・次世代コミュニケーション基盤「IOWN®」※1の導入によるスマートスタジアムの実現
・スポーツ・音楽・その他さまざまなコンテンツを掛け合わせた総合エンターテイメントイベントの開催
本コンソーシアムは、国立競技場を起点とした日本のスポーツ文化の改革を推進して参ります。
【事業イメージ】
大型ビジョン VIPルーム グループ席
※イメージのため、今後変更になることがございます。
【事業概要】
コンソーシアム名称 | 国立競技場 × Social Well-being グループ |
コンソーシアム | 株式会社NTTドコモ、前田建設工業株式会社、 SMFLみらいパートナーズ株式会社、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ |
対象施設 | 国立競技場(東京都新宿区霞ヶ丘町10-1) |
事業期間 | 2025年4月から2055年3月(予定) |
事業範囲 | 統括管理業務・運営業務・維持管理業務・任意業務 |
事業スケジュール | 2024年6月 基本協定締結 |
※1 IOWNとは光を中心とした革新的技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに
膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。
詳細は公式サイト(https://www.rd.ntt/iown/)をご確認ください。
*「IOWN®」は、日本電信電話株式会社の商標又は登録商標です。
【各社概要】
株式会社NTTドコモ
●会社名:株式会社NTTドコモ
●代表者:代表取締役社長 井伊 基之
●所在地:東京都千代田区永田町2丁目 11 番 1 号 山王パークタワー
●資本金:949,679 百万円(2023年3月31日現在)
●設立:1991年8月14日
●事業内容:
・通信事業
・スマートライフ事業
・その他の事業
前田建設工業株式会社
●会社名:前田建設工業株式会社
●代表者:前田 操治
●所在地:東京都千代田区富士見2丁目10番2号
●資本金:28,463百万円(2023年3月31日現在)
●設立:1919年1月8日
●事業内容:
・建築事業
・土木事業
・インフラ運営事業
SMFLみらいパートナーズ株式会社
●会社名:SMFLみらいパートナーズ株式会社
●代表者:代表取締役社長 上田 明
●所在地:東京都千代田区丸の内1丁目3番2号
●資本金:500百万円
●設立:2018年10月1日
●事業内容:
・不動産関連事業
・環境エネルギー関連事業
・その他金融サービス事業
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
●会社名:公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
●チェアマン:野々村 芳和
●所在地:東京都千代田区丸の内2丁目1番1号 明治安田生命ビル8階
●基本財産:20百万円
●設立:1991年11月1日
●事業内容:
・日本サッカーの水準の向上及びサッカーの普及を図ること、並びにプロサッカーの興行を通して得た知見を活用することにより、国民に対して豊かなスポーツ文化の振興と心身の健全な発達に寄与し、国際社会における交流及び親善に貢献する事業