Press Release プレスリリース
2025.11.5
Jリーグは、一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)が主催する2025年度「ソーラーウィーク大賞」において、水戸ホーリーホックが大賞、ガイナーレ鳥取が特別賞を受賞し、Jリーグはいずれも共同事業者として受賞をしたことをお知らせいたします。
水戸ホーリーホック、ガイナーレ鳥取が展開しているソーラーシェアリング事業は、Jリーグが2024年に新設した「Jリーグ地域再生可能エネルギー助成制度」を活用し、2025年度からスタートしているものです。
「Jリーグ地域再生可能エネルギー助成制度」は、「地域の自然資源を活用した再生可能エネルギー普及および、地域内循環促進のための発電設備の新設および拡張等のプロジェクト」ならびに、「新たな自然破壊につながらない再生可能エネルギーの可能性」を発信していくプロジェクトを対象とし、これまでに、今回受賞した2クラブのソーラーシェアリング事業を含めた、3つの事業を対象に助成を行っています。
■ソーラーシェアリングとは
農地に支柱を立て、その上に間隔を空けて太陽光パネルを設置することで、農作物の栽培と発電を同時に行うことを指します。
作物の生育に必要な日照を確保しながら、太陽光を使って発電を行うことで、農地を最大限に有効活用しつつ、農家の収入源の多様化と地域のエネルギー自給にも貢献する取り組みとして期待されています。
■受賞概要
●水戸ホーリーホック
・事業名
茨城県東茨城郡城里町『ソーラーシェアリングを活用して電気と農作物の地産地消をしていく地域循環型共生圏づくりであるGXプロジェクト』
・代表事業者
株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック
・共同事業者
株式会社UPDATER、 株式会社TERRA
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
・事業内容
https://www.jpea.gr.jp/wp-content/uploads/solarweekaward2025_ibaraki_mito.pdf
提供:水戸ホーリーホック
●ガイナーレ鳥取
・事業名
鳥取県米子市『芝と電気でつくる まちの未来図 ―Jリーグが後押しする地域脱炭素の全国モデル』
・代表事業者
ローカルエナジー株式会社
・共同事業者
株式会社SC鳥取
公益社団法人日本プロサッカーリーグ
・事業内容
https://www.jpea.gr.jp/wp-content/uploads/solarweekaward2025_tottori_yonago.pdf
提供:ローカルエナジー(株)
■参考情報
ソーラーシェアリング紹介動画
・水戸ホーリーホック 公式YouTubeチャンネル
【Jリーグ気候アクション】水戸ホーリーホックの"もうひとつの挑戦"「電気も 野菜も 育てるクラブへ」
https://youtu.be/0bznMeqwgJQ?si=xCTXFMeCMlcT2cwV
・ガイナーレ鳥取 公式YouTubeチャンネル
【Jリーグ気候アクション】ガイナーレ鳥取「しばふる太陽光発電所」
https://www.youtube.com/watch?v=InK2MSIQflY
■Jリーグ地域再生可能エネルギー助成実績
No. | 年度 | 申請者 | 事業内容 |
01 | 2024 | ガイナーレ鳥取 ローカルエナジー㈱ | 彦名営農型太陽光発電所(太陽光発電と芝生生産事業) |
02 | 2025 | 水戸ホーリーホック | GXプロジェクト設備設置工事(太陽光発電と農作物生産) |
03 | 2025 | 鹿島アントラーズ | クラブハウス太陽光発電システム及び蓄電池システムの設置工事 |
■Jリーグ気候アクションのロードマップ
Jリーグでは、気候変動による地球温暖化や災害の激甚化などを受けて、サッカーができる環境を守るために、気候アクションが不可欠なものと考え、「気候アクションロードマップ」を2024年に定めました。サッカーが持つ力を生かし、サッカーファミリーと共に、社会に対してポジティブな影響を生み出すことが重要だと考えています。