Press Release プレスリリース
2024.11.25
9月24日(火)にクラブライセンス交付第一審機関(FIB)がY.S.C.C.横浜に交付した2025シーズンJ2クラブライセンスについて、クラブの経営状況の変化により財務基準に抵触する懸念が生じたため、Jリーグによる調査およびFIBによる判定会議を開催しました。その結果、「J2クラブライセンスを保有することに問題はない」との結論になりましたが、経営上の是正措置が通達されましたので、お知らせいたします。
Jリーグは、JFAから日本におけるクラブライセンス制度の制定および運用の委任を受けており、日本におけるライセンス交付機関(ライセンサー)としてクラブライセンス制度を運営し、Jクラブに対してJ1・J2クラブライセンスを交付します。なお、J1・J2クラブライセンスの交付判定については第三者機関であるクラブライセンス交付第一審機関(FIB)が行っておりますが、FIBの独立性を担保するため、FIB構成員はJリーグ理事・監事、日本サッカー協会(JFA)理事・監事・評議員、ならびにJリーグまたはJFAの専門委員との兼務が認められておりません。
判定結果および判定に関する詳細は下記の通りとなります。
■判定結果
Y.S.C.C.横浜の2025シーズンJ2クラブライセンスについて、保有することに問題はない。
ただし、経営上の是正措置を通達する。
■判定に付帯する経営上の是正通達
Jリーグクラブライセンス交付判定に付帯して、クラブ経営上是正すべき点があるとFIBが判断したクラブに対し、是正措置を通達する。
対象クラブ | 概要 |
YS横浜 | ① 2024年度予算進捗をJリーグに定期的に報告すること ② 2025年度予算の編成方針及び進捗状況をJリーグに説明すること ③ 資金繰りの状況をJリーグに定期的に報告すること ④ 組織体制の改善策をJリーグに説明すること |
※9月のクラブライセンス判定時には、是正措置が通達されたクラブは長野のみ
※長野に交付されていた停止条件付J2クラブライセンスについては、クラブが全ての停止条件を充足したため、J2クラブライセンス付与の効力が発生(11月22日にリリース済み)