Press Release プレスリリース
2025.5.16
Jリーグは、気候アクションの一環として、環境教育教材としてのオリジナル短編アニメーション・シリーズ「Future Kid Takara(フューチャー キッド タカラ)」の企画趣旨に賛同し、協賛および制作協力を行うことを決定いたしました。
Jリーグは、気候変動の影響により健全な自然環境が揺らいでいる中、持続可能な形で地域社会が発展することを目指し、開幕30周年を迎えた2023年に「Jリーグ気候アクション」を開始しました。全60のJクラブと各地域のステークホルダーを含めたスポーツリーグならではのネットワークや知見を活かし、環境に関する日常の行動変容を促し、地域が環境的にも、社会的にも、経済的にも持続可能な形で発展することを目指しています。
今回協賛させていただく短編アニメ・シリーズ「Future Kid Takara」は、子どもたちが楽しみながら気候変動に関する理解を深めることのできる教育コンテンツとして企画され、環境教育教材としても活用が期待されております。Jリーグもまた、気候アクションを継続していくため、身近なスポーツを通じて誰もが楽しみながら気候アクションに参加できることを目指しており、今回のプロジェクトへ深く賛同し、協賛する運びとなりました。
アニメーションは全編にわたって環境教育を主旨としており、1話分が約5分間で全11話の制作が予定されています。そのうち1話でスポーツと気候変動がテーマとなり、選手OBでJリーグ特任理事の小野伸二さん、中村憲剛さん、内田篤人さんが実写でアニメーションに出演します。
アニメーション「Future Kid Takara」は9月25日に大阪・関西万博(夢洲)EXPOホール「シャインハット」にてプレミアム上映会が開かれ、世界初公開となります。上映会の詳細につきましては決定次第、改めてお知らせいたします。
(左端 「Future Kid Takara」主人公 タカラ、人物左から 内田篤人さん、小野伸二さん、中村憲剛さん)
■「Future Kid Takara」プロジェクト
NHKエンタープライズと世界的なアニメーションスタジオのSTUDIO4℃がタッグを組んで実施するもので、地球沸騰化時代を生きる子どもたちの環境教育に役立つ画期的なコンテンツを作成。物語は、2100年からタイムワープしてきた未来の子どもタカラが、現代を生きる少女サラたちと出会い、すでに温暖化の影響が出ている地球のあちこちを探検。そして、自然エネルギーや森を増やすことなど気候危機を解決するためのヒントを学び、自らアクションを起こしていくことを決意する。アニメーションは、今後、教材として学校の授業に活用するためのワークシートも合わせて開発し、全国の学校現場で活用予定。
■作品情報
タイトル :ショートアニメーション・シリーズ 「Future Kid Takara」(約5分×11話 予定)
Future Kid Takara 製作委員会(NHK エンタープライズ/Beyond C.)
アニメーション制作 : STUDIO4℃
監督 : 佐野雄太(「映画 えんとつ町のプペル」アニメーション監督)
キャラクター原案 : 木村真二
脚本 : 小原信治
プロデューサー : 長谷川舜
企画プロデューサー : 堅達京子(NHKエンタープライズ)
企画プロデューサー : 田中栄子(Beyond C./STUDIO4℃)
ロゴデザイン : 太刀川英輔(NOSIGNER 公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会理事長)
科学監修 : 江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
教育監修 : 阿部 治(公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長)
出演:梶裕貴(タカラ役)、吉田帆乃華(サラ役)
特別協賛 : 公益財団法人イオン環境財団、協賛: 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
公式サイト : https://sdgs.nhk-ep.co.jp/futurekidtakara/
公式X: @FutureKidTakara
公式ポスター