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Press Release プレスリリース

2008.2.29

【 2008Jリーグキックオフカンファレンス 】鬼武健二Jリーグチェアマンコメント

「皆様、本日は2008Jリーグキックオフカンファレンスに、ようこそお越し下さいました。こんなにも多くの方々にお越しいただけましたことに大変驚き、また嬉しく思っております。

ご存じのように、Jリーグは今年からロアッソ熊本、そしてFC岐阜という二つのクラブが仲間に加わり、全33クラブになります。振り返りますと昨年の終盤、Jリーグは壮絶を極めました。J1リーグ戦では鹿島アントラーズが最終節で大逆転。劇的な優勝を決めました。

J2リーグ戦では、途中までコンサドーレ札幌がぶっちぎりの優勝かと思っていましたが、もつれにもつれ、苦労の末にJ2優勝を果たし、J1に昇格いたしました。最後の最後まで気の抜けない、あきらめない試合をいたしました。私自身も大変感動しました。今年もきっと、J1リーグ戦、J2リーグ戦ともに全国で熱狂のスタジアムが繰り広げられ、シーズンが終了する12月まで、様々なドラマが生まれるのではないかと思います。心から楽しみです。

一方、昨年はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に浦和レッズと川崎フロンターレが参戦いたしました。浦和レッズはアジアの王者を勝ち取り、FIFAクラブワールドカップでは3位に輝きました。その結果、『我々だってできる』『我々だって世界で戦える』という多くのJリーグクラブが出てきました。誠に嬉しく思います。今年のACLには鹿島アントラーズ、浦和レッズ、ガンバ大阪が参戦いたしますが、その三クラブには世界の舞台へチャレンジしてもらいたいと思っています。

多くのクラブに国際試合を経験できる場を提供していきたいと思っています。もちろん世界を見据えたレベルアップは、トップチームだけが行えばよいというものではありません。Jリーグ各クラブのジュニアからユースまで育成年代の強化をし、国内リーグの充実はもちろん、多くの国際経験をさせてあげたいと考えています。

昨年、私はイレブンミリオンプロジェクトの思案について発表いたしました。Jリーグにとって、このイレブンミリオンプロジェクトというのは、将来に向けて非常に重要な動きだと考えています。昨年は年間総入場者数が8,590,510人。2年目の今年はJリーグ公式戦とACLのホームゲームを合わせて、9,500,000人を目標といたします。この数字を達成するには大変な努力が必要です。相当な苦労が待っていると思いますが、多くのファン・サポーターの皆様、地方自治体の方々には、ご協力をいただき、ぜひ達成したいと思います。
ご支援をしていただくスポンサーやパートナー、メディアの方々には、心から感謝いたします。本日の2008Jリーグキックオフカンファレンスを心ゆくまでお楽しみ下さい。ありがとうございました」

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以上

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