Press Release プレスリリース
2013.5.10
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)<東京都文京区/チェアマン:大東 和美>は、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」の中に創設した「フットボールプログラム」で上映する作品を決定いたしました。
本企画は、記念すべき20周年を迎えるにあたり、日ごろからご支援、ご協力をいただいている皆様にご愛顧の感謝の気持ちを伝えるとともに、設立以来伝え続けてきた、スポーツを通じたより豊かな社会・文化づくりのため、「スポーツの持つ力」を、映像を使って、より多くの方にお届けする映画プログラムです。
本プログラムはフットボールをテーマに全世界から収集した作品とともに、Jリーグ20周年を記念して製作した特別ショートフィルム『旅するボール』も上映いたします。「フットボールプログラム」を通じてJリーグが考える「スポーツの持つ力」を、今までとは異なる世界観で多くの方にお伝えしていきます。
題名 | 監督 | 制作国 | 備考 |
---|---|---|---|
旅するボール/ Koyuki’s Wandering Football | Satsuki Okawa | 日本 | Jリーグ20周年 特別ショートフィルム |
1284回目のゴール/ 1284 | Luciano Moura, Nando Olival | ブラジル | エグゼクティブプロデューサー 『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンデス・メイレレス |
フリーキック/ Free Kick | Bernabé Rico | スペイン | |
走れ!/ RUN | Shelagh Mcleod | イギリス | |
フットボールに注目!/ Watch Out, Football! | Martin Emmerling | ドイツ | |
フットメザ/ Vai Pro Gol | Felipe D'Andrea | ブラジル |
東日本大震災で甚大な被害に見舞われた東北、宮城県。
仮設住宅で両親と暮らす小学生小雪は、ある日、テレビでこんなニュースを目にする。「津波で流されたサッカーボールが5,000キロもの距離を渡って米国・アラスカで発見」地震と津波で家も、思い出の品も失った小雪の家族。父親の勇は職を失い、母の小百合がパートで家計を支える日々を過ごす。「仕事が見つかるまでは」と職探しをしながら家事を手伝う父は、いつしか「楽しむこと」を我慢して、笑顔を失っていた。そんな折に、ニュースを目にした小雪は母に、父が高校時代にサッカー部のみんなからもらった寄せ書きボールを大切にしていたことを聞く。
お父さんを喜ばせたい。大好きなお父さんの元気を取り戻すため、小雪は真新しいボールをもって、もう一度寄せ書きをもらうために、故郷をめぐる旅に出る。
『1284回目のゴール / 1284』
監督:Luciano Moura, Nando Olival / ブラジル / 5:13 / ドラマ / 2012
永遠のライバルであるブラジルとアルゼンチン。かつて1283ものゴールを決めたペレの「1284」回目のゴールを見届けるため、ブラジルのみならず世界の観客は固唾を飲んで、その「瞬間」を待ちわびる。
エグゼクティブプロデューサーに『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンデス・メイレレス。
『フリーキック / Free Kick』
監督:Bernabé Rico / スペイン / 13:00 / コメディ / 2011
60歳のアデーラは、退屈な人生に飽き飽きしている。そんなある日、人生を変えるだけの大金をゲットするチャンスが巡ってくる―それは、スペインリーグ戦のハーフタイム中にハーフウェーラインからのフリーキックでゴールを決めること。
『走れ! / RUN』
監督:Shelagh Mcleod / イギリス / 19:00 / ドラマ / 2012
将来はプロ選手と期待されていた15歳のトムは、突如フットボールピッチに倒れ込む。病院のベッドで目覚めたトムを待っていたのは悪夢だった。弟のクリスは、深く落ち込むトムを励まし、何とかこのスランプから救おうと奮闘するのだが・・・。
『フットボールに注目! / Watch Out, Football!』
監督:Martin Emmerling / ドイツ /コメディ / 2011
『試合前』篇、『ベンチ』篇、『オフサイド』篇、『ハーフタイム』篇の4本のシリーズ作品。(各篇2分前後の作品)
本シリーズは、フットボール試合で良く目にする光景を日常の中で再現。ボールやユニフォームなどの定番アイテムを使わなくとも、それがフットボール試合でのワンシーンであることが明らかに分かる構成になっている。
『フットメザ / Vai Pro Gol』
監督:Felipe D'Andrea / ブラジル / 22:00 / ドキュメンタリー / 2012
ボタンサッカー - 通称フットメザ。そもそも子供の遊びだが、フットボールの試合に見立て、ボタンを飛ばして遊ぶゲームに、いまや退職者、学生、弁護士、ヘビメタルファンにも広がる一大ブームとなっている。そんな”フットメザ”に夢中になっている大人たちの様子を描いたドキュメンタリー。
○チケット発売日
2013年5月11日(土) 10:00~
Jリーグチケット、チケットぴあにて販売
[インターネット予約、携帯電話・PHS、電話予約、店頭販売]
○ラフォーレミュージアム原宿/ブリリア ショートショート シアター/東京スカイツリータウン(スペース634)上映プログラム チケット販売方法
券種 | 鑑賞可能プログラム | 前売 | 当日 |
---|---|---|---|
1プログラム券 | 1プログラムのみ鑑賞可能 | 1,000円 | 1,200円 |
1日券 | 各会場ごとに1日中全てのプログラムが鑑賞可能 | 1,300円 | 1,500円 |
スペシャルパスポート | 期間中、(TOHOシネマズ六本木ヒルズを除く)4会場で全てのプログラムが鑑賞可能 | 4,000円 | 5,000円 |
<Pコードについて>
ラフォーレミュージアム原宿 1プログラムチケット 【Pコード550-994】
東京スカイツリータウン(スペース634)1プログラムチケット 【Pコード550-996】
4会場共通 1日券 【Pコード464-761】
4会場共通 スペシャルパスポート 【Pコード464-762】
※当日券は映画祭開催期間中、東京スカイツリータウン(スペース634)、ラフォーレミュージアム原宿、ブリリア ショートショート シアターの劇場窓口にて販売します
※オールナイト上映のTOHOシネマズ六本木ヒルズではご利用できません
【チケットに関するお問い合わせ先】
ショートショート実行委員会 TEL:03-5474-8201 / FAX:03-5474-8202
★:フットボールプログラム上映日
月日 | 開催場所 | ||||||
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スカイ ツリー | 六本木 | 原宿 | 表参道 | 横浜 | |||
5月 | 23日 | (木) | ● | ||||
24日 | (金) | ★ | |||||
25日 | (土) | ||||||
26日 | (日) | ||||||
27日 | (月) | ||||||
28日 | (火) | ||||||
29日 | (水) | ||||||
30日 | (木) | ||||||
31日 | (金) | ● | |||||
6月 | 1日 | (土) | ● | ★ | ● | ||
2日 | (日) | ● | ● | ||||
3日 | (月) | ● | ● | ||||
4日 | (火) | ● | ● | ||||
5日 | (水) | ● | ● | ||||
6日 | (木) | ● | ● | ||||
7日 | (金) | ● | ● | ● | |||
8日 | (土) | ● | ● | ● | |||
9日 | (日) | ★ | |||||
10日 | (月) | ● | |||||
11日 | (火) | ● | |||||
12日 | (水) | ● | |||||
13日 | (木) | ● | |||||
14日 | (金) | ● | |||||
15日 | (土) | ★ | |||||
16日 | (日) | ● |
■ タイアップの経緯
Jリーグは設立20周年を迎えるにあたり、日ごろからご支援、ご協力をいただいている皆様にご愛顧の感謝の気持ちを伝えるとともに、設立以来伝え続けてきた、スポーツを通じたより豊かな社会・文化づくりのため、2011年に「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」とタイアップすることを決定いたしました。これは「スポーツの持つ力」を、映像を使って、より多くの方にお届けするという、Jリーグとしては新しい分野の活動への試みでもあります。
■ ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
◎米国俳優協会(SAG)の会員でもある、俳優別所哲也が創設者としてスタート
新しい映像ジャンルとして「ショートフィルム」を日本に紹介するため、別所哲也が創設者として1999年に東京・原宿で誕生した映画祭。2004年からは、日本作品を含むアジア諸国の作品を紹介する「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」を設立し、現在は「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(以下SSFF & ASIA)として、アジア最大級の国際短編映画祭へと成長しました。海外映画祭との幅広いネットワークをいかし、日本作品を海外へ向けて発信する活動も、積極的に行っています。
◎日本で唯一の米国アカデミー賞公認国際短編映画祭
2004年6月には米国アカデミー賞公認映画祭に認定されるという栄誉を受けました。これにより、本映画祭でグランプリを獲得した映像作家の作品が、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考に入ることになり、日本からオスカー像を手にする若手が出現する可能性への、架け橋ができたのです。
◎映画『スターウォーズシリーズ』ジョージ・ルーカス監督の応援を14年間受けている映画祭
映画『スターウォーズ』のジョージ・ルーカス監督には、1999年の映画祭設立当初より本映画祭を応援して頂いております。他にも、マーティン・スコセッシ監督や、香港のジョニー・トー監督、『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラ監督、幻想的な世界感がハリウッドをも魅了するウォン・カーウァイ監督、『ラン・ローラ・ラン』などのヒット作を産出すドイツのトム・ティクヴァ監督、ジョージ・クルーニー主演『マイレージ・マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督など、毎年数多くの著名人から温かい応援メッセージを頂き、映画祭もより一層の盛り上がりを見せています。
■ 2011年、2012年の活動
◎映画祭の中で「フットボールプログラム」を創設
フットボールをテーマに全世界から収集した作品を「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」にて上映する「フットボールプログラム」を創設。本プログラムを通じてJリーグが考える「スポーツの持つ力」を、今までとは異なる世界観で多くの方にお伝えしました。2013年も継続して実施いたします。
【上映作品】
2011年 『リトルダンサー』『愛を読む人』のスティーブン・ダルドリー監督作品『パパの思い出/Eight』などの7作品
2012年 第84回(2012)米国アカデミー賞短編実写部門ノミネート作品『ペンテコステ/Pentecost』などの8作品
◎Jリーグ公式戦の開催スタジアムでも「フットボールプログラム」作品を上映
フットボールプログラムの中でも特に人気のあった『パンイーFC/Panyee FC』をJリーグの開催スタジアムで上映。映画祭にご来場いただけないサッカーファン・サポーターにも作品をご覧いただきました。
◎「Jリーグ20周年記念 特別ショートフィルム」の製作を発表
Jリーグ20周年を象徴する特別ショートフィルムの製作を2012年6月14日に発表。
特別ショートフィルムの監督は、過去にショートショート フィルムフェスティバル & アジアで入選または受賞した経歴を持つ監督を中心に、企画公募を行い、Jリーグとショートショート実行委員会による選考を経て、大川 五月氏を採用することを決定。