Press Release プレスリリース
2014.6.12
各月のリーグ戦において、最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」5月度の受賞ゴールが決定いたしました。
Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー「スカパー!」の協力による、ファン・サポーターからの一般投票と、スポーツ・サッカーメディア関係者からの推薦によりノミネートされた14ゴールのうち、受賞したのは、第13節 川崎フロンターレvs鹿島アントラーズの試合において、3分に小林 悠選手(川崎フロンターレ)が決めたゴールです。受賞した小林選手のゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる「最優秀ゴール賞」のノミネートゴールとなります。「最優秀ゴール賞」はシーズン終了後に行われるJリーグアウォーズにて表彰される予定です。
小林 悠 選手(川崎フロンターレ)3分の得点
J1リーグ戦 第13節 5月10日 川崎フロンターレ vs 鹿島アントラーズ(等々力陸上競技場)
●技術的な観点から
相手ディフェンスの空いたスペースに走り込み、スピードに乗ったままボールをコントロールし、ゴールキーパーの逆を突くシュートは、フィニッシュのイメージの豊富さがもたらしたゴールである。ゴールキーパーが一歩も動けないタイミングとコースにシュートを流し込む、アイデア、コントロールとも完璧であった。普通であればインステップでシュートするところを、ゴールキーパーの位置を確認し、体をひねってインフロントでのシュートを選択する感覚は小林選手ならでは。状況に合わせて臨機応変にプレーを修正しつづける能力の高さを実証した。
●チーム戦術的な観点から
大島選手の縦へのパスがくさびとなり、ショートパスをつないでゴールへと運んでいく川崎フロンターレらしいボール運び。
試合開始からの相手チームのプレッシャーを、持ち前のパスワークでかいくぐり、ディフェンダーを翻弄しながらスペースを連接して作り出している。狭いエリアを崩し、ゴール前へとつないでいく、スムーズな流れの中でのゴールシーンであった。試合開始3分でのゴールにより、相手の出端をくじく価値ある先制点となった。
「このような賞に選ばれたのは初めてなので大変光栄ですし、チームメイト皆の助けがあっての受賞なので嬉しく思います。
このゴールシーンはまずポストプレーをしてボールを落として、動き直したら森谷 賢太郎選手がうまくヒールで落としてくれたので、非常に良い流れでシュートできました」
節 | 選手名 | 所属 | 開催日 | 対戦 | 得点時間(分) |
---|---|---|---|---|---|
11 | 工藤 壮人 | 柏レイソル | 5月 3日 | 鹿島アントラーズ | 45 |
11 | 藤田 直之 | サガン鳥栖 | 5月 3日 | 清水エスパルス | 43 |
11 | 柿谷 曜一朗 | セレッソ大阪 | 5月 3日 | 名古屋グランパス | 4 |
12 | 武藤 雄樹 | ベガルタ仙台 | 5月 6日 | ヴィッセル神戸 | 76 |
12 | 田中 亜土夢 | アルビレックス新潟 | 5月 6日 | 清水エスパルス | 55 |
12 | 阿部 浩之 | ガンバ大阪 | 5月 6日 | 徳島ヴォルティス | 75 |
13 | 中村 俊輔 | 横浜F・マリノス | 5月10日 | サガン鳥栖 | 90 |
13 | 小林 悠 | 川崎フロンターレ | 5月10日 | 鹿島アントラーズ | 3 |
13 | 小林 悠 | 川崎フロンターレ | 5月10日 | 鹿島アントラーズ | 57 |
13 | 塩谷 司 | サンフレッチェ広島 | 5月10日 | 清水エスパルス | 14 |
14 | 関根 貴大 | 浦和レッズ | 5月17日 | セレッソ大阪 | 77 |
14 | 水野 晃樹 | ヴァンフォーレ甲府 | 5月17日 | 柏レイソル | 78 |
14 | 田中 達也 | アルビレックス新潟 | 5月17日 | 名古屋グランパス | 11 |
14 | 中澤 佑二 | 横浜F・マリノス | 5月18日 | 川崎フロンターレ | 88 |
●ベストゴール以外で特筆すべきゴール
第13節の横浜F・マリノス中村 俊輔選手のゴール(vs 鳥栖/90分)は技術の高さが光るゴール。相手のクリアミスに対する反応の速さ、トラップからの体の向き、足の運びまでイメージされている。ゴールキーパーの届かない位置にドライブをかけたシュートは、Jリーグ最高峰と言える。
第14節の横浜F・マリノスの中澤 佑二選手のゴール(vs 川崎F/88分)はベテランらしいシュート。中村 俊輔選手からのコーナーキックを、余計な力を抜きながらゴールに持っていく豪快な一発。ボレーシュートのお手本となるゴールであった。
月間ベストゴールを受賞した選手は、ホームゲームの試合会場にて表彰されます。表彰プレゼンターはスカパー!にて募集いたします。詳しくはスカパー!ホームページをご確認ください。(検索は「スカパー ベストゴール」)
※URL:https://my.skyperfectv.co.jp/enq/index/item/E005823/tmpno/0004
月 | 節 | 選手名 | 所属 | 開催日 | 対戦 | 得点時間(分) |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 2 | 佐藤 寿人 | サンフレッチェ広島 | 3月8日 | 川崎フロンターレ | 57 |
4 | 6 | 李 忠成 | 浦和レッズ | 4月6日 | ベガルタ仙台 | 66 |
5 | 13 | 小林 悠 | 川崎フロンターレ | 5月10日 | 鹿島アントラーズ | 3 |
■参考:2014Jリーグ J1リーグ戦 月間ベストゴール概要
昨年に引き続き、Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー「スカパー!」のご協力を得て、以下の概要で年間最優秀ゴール賞を决定いたします。
選考対象 | 2014Jリーグ ディビジョン1 第1節~第34節の全ゴール (※2013年実績:879ゴール) |
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選考者 | ファン・サポーター、スポーツ・サッカーメディア関係者、Jリーグ選考委員 |
選考方法 | (1)ファン・サポーターによる一般投票(インターネット) J1各試合終了時より、当該節の全ゴールを対象にファン・サポーターの一般投票(インターネット)によりノミネートゴール(各節上位3ゴール)を決定。結果は、 Jリーグ公式サイト、およびスカパー!Jリーグマッチデーハイライト番組にて発表。 (2)スポーツ・サッカーメディア関係者からのノミネートゴール推薦 毎月、J1全ゴールを対象にメディア関係者からの推薦によりノミネートゴールを决定。 (3)Jリーグ選考委員による選定 上記(1)(2)の全ノミネートゴールの中から、Jリーグ選考委員が月間ベストゴール(1ゴール)を決定。結果は、毎月理事会後に実施する記者会見で発表。 ※選考委員:Jリーグ 中西 大介常務理事、宮本 恒靖特任理事 |
ノミネート | 月間ベストゴールに選ばれたゴールは自動的に「最優秀ゴール賞」のノミネートゴールとなる。 「最優秀ゴール賞」はシーズン終了後に行われるJリーグアウォーズにて表彰される予定。 |
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