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Press Release プレスリリース

2005.12.22

地域指導者研修会 第1回目ASEプログラム研修

【主催】 柏レイソルアカデミー育成センター
【協力】 日本キャンプ協会
【開催日時】平成17年度12月22日(木)
【開催場所】日立総合G
【参加者】柏レイソル育成スタッフ3人地域指導者約20人前後

朝8時、レイソルグラウンドに講師2名、アシスタント2名が集合し、本日行う種目の準備に取り掛かかりました。朝から冷たい風が強く吹き、本日のプログラムを全部こなす事は難しいのではないかと思いましたが、研修生達は予定より早く集合し各々体を動かしていました。プログラム開始の10時となり、まずは本日講習をしていただける日本キャンプ協会講師の高瀬宏樹さんからスタッフが紹介されました。午前の部では、山口一也講師(フリーランス)が先頭に立ち、研修生を2つのグループに10人ずつ分け各グループにアシスタント講師の高田君・若梅君(ヤックス自然学校)を研修生のリーダー役におき研修がスタートしました。まずは研修生達(コーチ)の名前を覚えさせることからはじまり、雰囲気作りに重点をおきました。少し打ち溶け合ってからは、プログラムもグループ戦術へとレベルアップしました。10人がそれぞれ手を繋ぎ合い、絡み合った腕を手を離さず一つの輪に戻す課題が行われ、それぞれの考え方を伝えながら試行錯誤するなど、楽しい雰囲気で進んでいきました。昼食をはさみ、午後の部は主に体を動かしボールや棒などを使うプログラムとなりました。風はさらに強くなり、プログラムで使う道具が風に飛ばされてしまうこともありましたが、逆に風があっても「成功させる為には」と言う考え方もでてきたようでした。最後は20人全員で「くもの巣」に挑戦してみました。それぞれが、体が大きい、重い、小さい、軽い、女性などをどのように成功させるかを考えました。時間がかかるように思われましたが、意外とスムーズにまとまり、全員が1回でクリアしました。研修生の表情にも「やり遂げた」、「意外と出来るもんだ」と関心の笑みを浮かび、講師の方々に色々と質問をしていました。
第2回目はレベルを上げ、研修生の成長を観ながら実施して行きたいと思っています。

Report: 柏レイソルアカデミーマスター 池田仁守

《活動の趣旨》
今回のプログラム実施に関しては、「サッカー以外の活動で子供達をどうのばして行くか?」ということを狙いとしました。地域のコーチ達などは直に結果を気にしたり、結果を求めすぎる傾向があります。だからこそ、このプログラムを通じて子供達の長期育成方法を伝えていきたいと考えたのです。
まず今回は柏市を中心としたクラブチーム9団体が参加しました。(柏ラッセル・柏マイティーFC・FCダム・ヴィスポ柏99FC・FCエフォート・FCアクティブ柏・カナリーニョ・柏レイソル・柏レイソル青梅)
参加されたチームは、千葉県内でU-6~U-15までのカテゴリーをもっており、県内でも幅広くスクール活動を行っています。

《 主催者のコメント 》
活動の趣旨でも書いたように、試合結果が全てではなく、子供達には色々学ばせたり、体験させたりしながら育成する方がいいのではないかと思っています。その為にも、コーチ達は研修しながら学ばないといけません。子供達のレベルを上げる前に、コーチ達もレベルアップしないといけません。これからも第2回、3回と継続していき、コーチ達のレベルアップに協力していきたいと思います。また、暖かい時期を選んで子供達を対象にも実施していきたいと考えています。

(柏レイソル 池田仁守)

《 参加者のコメント 》
大変、楽しくプログラムを実行することができ、子供達に早く伝えてあげたいと言う気持ちになりました。今回は1回目ですが2回目、3回目が楽しみであり、自分がどのように変わるのかが楽しみです。

(柏ラッセルFC 濱田 和行コーチ)

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