5月15日(日)、セレッソ大阪育成センター及びVリーグ・堺プレイザーズの主催により、新日鉄体育館で『セレッソ大阪/堺ブレーザーズ スポーツアカデミー』が開催されました。これは、Jリーグ・アカデミーセレッソ大阪育成センタースクールコーチと堺ブレイザーズの現役選手が直接指導にあたり、サッカーとバレーボールという異種目のスポーツを同時に体験し、スポーツの楽しさを子供たちにより身近に感じてもらうことを目的に実施されたもので、抽選で選ばれた小学生200人が、両種目のスクールと合同イベントに参加しました。
会場では、小学校でバレーボール部に所属する女子児童が、サッカーボールでシュート練習を行ったり、サッカー部所属の男子児童がバレーのスパイクを体験したりと、普段とは違うスポーツの体験にチャレンジしました。また、指導にあたったコーチたちも、それぞれ異種目のスポーツに挑戦し、児童と一緒に汗を流しました。
セレッソ大阪の宮本功コーチは、「異種目のスポーツクリニックを通じて、子どもたちは自然に多様な動きをしていました。小さな頃ほど、このような体験は大切だと感じています。サッカーやバレーボールに限らず、大阪にあるトップチームで協力をして、子どもたちに多様なスポーツとの出会いの場をつくり、地域全体で盛り上げていきたいですね」と話しました。また堺ブレイザーズの酒井コーチは、「バレーボールとサッカーでは、“ボールキープや接触プレーのある、なし”で競技特性が異なりますが、自然と多様な動きができるクリニックとして、この年代の子どもたちにとっては良い機会だと思います。今後もこのような機会を増やし、スポーツ底辺の拡大に貢献していきたいです」と感想を述べてくれました。
