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Press Release プレスリリース

2005.8.28

タグ・フェスタ in OITA 2005

【主催】大分トリニータ育成センター
【共催】大分県ラグビーフットボール協会小学生委員会
    大分県ラグビー協会
【開催日】2005年8月28日(日)
【開催場所】大分スポパーク21 多目的芝生広場

8月28日(日)、大分スポパーク多目的広場にて、大分県ラグビー協会のご協力のもと、タグ・フェスタ in OITA 2005を実施しました。講師には、三原 一樹・鹿児島県ラグビー協会小学委員会委員長と上田 雄一・大分県ラグビーフットボール協会小学生委員会 タグ・ラグビーインストラクターが参加してくださいました。
告知の期間が短く、当日の早朝に小雨が降ったこともあり、参加者が集まるか心配でしたが、当初の予定人数を越える子どもたちが参加してくれました。また、当日フェスタに参加する兄姉についてきた弟さんや妹さんなど、さらに小さいちびっ子たちがたくさん飛び入りで参加し、タグラグビーに興味を持ってくれたことは嬉しいことでした。
午前中はタグ・ラグビー教室、午後には交流試合を行いました。初めてタグ・ラグビーを経験した子どもたちも多く、開始前には参加した子どもたちの顔に不安も見られましたが、タックルの無いことがわかり不安がなくなったこと、講師の方々の声掛けと遊び感覚のプログラムによって、多くの場面で笑顔や歓声が見受けられました。
午前中の教室では、シッポとりゲームのような1対1でのタグの取り合いやチームの仲間で協力してディフェンスラインを突破するゲームなど楽しみながらプレーの仕方、ゴールを奪うためのコツなどを知ることができました。
午後の交流試合では、一般の子どもたち、そしてトリニータジュニアの子どもたちも、積極的に参加し、「僕が出る!」「次はおれだ!」と先を争ってグラウンドを走り回り、楕円のボールを受けたりタグを追いかけたりと一生懸命にプレーする姿をみることができました。
本イベントは、大分県ラグビー協会との初めての試みでしたが、これを機に、タグ・ラグビーとサッカーそれぞれの交流試合を共同で開催するなど、大分のスポーツ全体の底上げにつながるような活動の発展を目指します。

Report:大分トリニータ総務企画部ホームタウン推進室室長/育成センター長 薗田稔

※タクラグビーとは?
タグ・ラグビーは、イングランドのデボン州で1990年はじめに開発された新しい形のノンコンタクト(ノータックル)ラクビーです。
タグ・ラグビーは、1チーム5人で行います。プレーヤーが軽量のベルトを身につけ、そのベルトにはマジックテープで2本のリボンが付けられており、ディフェンダーが、ボールを持っている相手選手の2本のタグ(リボン)の内の一つを取れば、それをタックルとみなし、ボールを持っている選手はパスをしなくてはいけません。攻めてくる相手を止めるにも、ボールを奪い返すにも、相手の腰のタグを取らなくていけません。ボールを直接奪い取ることも、走ってくる相手の体に触れて止めることもできません。
ラグビーを知らない人は、しっぽ取りゲームとボールを使った遊びを合わせたものと思ってもらえればよいでしょう。
近年、この「タグ・ラグビー」は、学校における体育授業でも取り上げられるようになっており、愛好者が増えているニュースポーツのひとつです。

《主催者コメント》
多くの子どもたちが参加してくれ非常に実りあるイベントとなりました。今後も子どもたちの冒険心や探求心をくすぐり、「わくわく」するような行事や教室を開催していきたいと考えています。今後の「夢」として、異種格闘技戦のような交流イベントも面白いかもしれません。フットサルで対決したら、次はタグ・ラグビーで対決をするなど、ときには全く違う種目で競い合って交流を深めていくようなことも企画していきたいと思います。サッカー、ラグビーだけにとどまらず、他の競技種目をやっている子どもたちもまきこんでいけると、大分のスポーツをさらに活気づけることができると考えています。
(大分トリニータ 総務企画部ホームタウン推進室室長/育成センター長 薗田 稔)

《共催者コメント》
今回、共催のお話をいただき、本当に感謝をしております。すばらしい会場を提供してくださり、細かい配慮もしていただきまして、気持ちよく開催することができました。大分国体の開催がきまり、競技力向上が前面に押し出されてきてはおりますが、あくまでも普及・育成が私たち小学生委員会の願いであります。ひとりでも多くの子どもに楕円球をもって走ることの楽しさを味わってもらって、将来的にラグビーやサッカーに限らず、スポーツを心から楽しめる子どもを増やしていくことにつながっていければ幸いです。
(大分県ラグビーフットボール協会小学生委員会 上田雄一)
予想よりも多くの方々に参加をしていただき、盛会のうちに終了することができたのは、とても喜ばしいことです。飛び入りもあり、和気藹々としたなかで、楕円球の面白さにふれていただけたのではないかと思います。
共催の機会を与えて頂きました大分トリニータ関係者の方々に厚くお礼申し上げます。
(大分県ラグビー協会 理事長 金崎 英明)

《参加者コメント》
最初に指導者の先生がわかりやすくルールを教えてくれたので、紅白戦をした時も楽しくプレーできました。サッカーボールとは違い、ラグビーボールはつかみにくく慣れるまで時間がかかりました。今日は、楽しい一日でした。
(大分トリニータ スクール生 平山 敬太)
初めてタグラクビーをしてみましたが、思っていた以上に楽しむことができました。サッカースクールの時にコーチに言われていることを、タグ・ラグビー教室の中でも指導者の方に言われたので、サッカーもラクビーも同じなのだなと思いました。タグラクビーの全国大会もあるそうなので、友達とチームをつくって挑戦してみたいです。
(大分トリニータ スクール生 E.O)

《関係者コメント》
終始、笑顔で楽しそうに参加をしてくれている姿をみて、とてもうれしく思いました。毎週のようにタグ・ラグビーの講習会を行っていますが、こんなに楽しそうに笑顔でやっていた子どもたちに出会ったのは久しぶりです。鹿児島からやってきた甲斐がありました。
(講師 鹿児島県ラグビー協会 三原一樹 氏)

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