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Press Release プレスリリース

2007.11.10

大宮アルディージャホームスタジアムオープニング記念イベント前座試合・エスコートキッズ(大宮遠征)

【開催日】2007年11月10日(土)・11月11日(日)
【開催場所】NACK5スタジアム大宮(埼玉県さいたま市)
【参加人数】スタッフ2名、選手14名(6年生:9人/5年生:5名)
【主催】大宮アルディ-ジャ・大宮サッカー協会等

《活動の趣旨》
11月11日(日)、2007 Jリーグディビジョン1 第31節大分トリニータvs大宮アルディージャのJ1残留争い大一番のゲームが行われました。当日は、ホームの大宮アルディージャがホームスタジアム(NACK5スタジアム大宮)リニューアルオープンとなり、それに伴い記念イベントとして大宮アルディージャジュニアと大分トリニータ ジュニアによる前座試合・エスコートキッズ・トップチーム試合観戦を行ないました。
前座試合・エスコートキッズ・試合観戦では、トップチームが使用する素晴らしい新グラウンドでサポーターの声援を受けながらプレーする体験や、トップ選手の集中した姿を間近で感じてもらい、子供達のステップアップ、夢の実現に向け大きな財産になったことと思います。
また今回、大分トリニータジュニアのメンバーが大宮アルディージャジュニア選手宅にホームスティをするという企画も行ないました。ピッチ内外の交流に加え、関東に遠征する機会の少ない九州地方の大分トリニータが、日頃体験出来ない移動の体験(飛行機・モノレール等)、大宮アルディージャのホームタウン関係者との情報交換などを通して、人間形成も養い充実した1泊2日の大宮遠征となりました。

《当日の様子》
10日(土)、大分を朝6時に出発し北九州空港から東京へ移動しました。東京に到着するとあいにくの雨。子供達は前座試合の中止を心配していました。空港からは、大宮練習場に異同し、雨の中、大宮アルディージャジュニアとのトレーニングマッチ(20分×4本)を行ないました。
トレーニングマッチ終了後、トリニータジュニアの選手はホームスティ先の家族と一緒に解散し、指導者は、大宮アルディージャスタッフと懇親会を行ない情報交換をしました。子供達は一晩一緒に過ごしたことで仲良くフレンドリーになっていました。
昼前に到着したNACK5スタジアム大宮は、大分のスタジアムとは違う、サッカー専用スタジアムということでスタンドとの親近感があり、子供たちも迫力を感じていました。いよいよ前座試合です。ピッチに立った時の子供達は最高の笑顔にワクワクした緊張感ある気の引き締まった戦う顔をして輝いた目をしていました。試合では、互いのチームが、自クラブの誇りを持ち真剣勝負の激しい戦いを繰り広げました。サポーターも3000名程応援してくれ盛り上がりました。
試合終了後、トリニータジュニアの選手は悔し涙を流しサポーターにあいさつに行きました。試合に賭ける思いが伝わる楽しいゲームでした。その後、トップチームの選手ウォーミングアップを間近で見てエスコートキッズの準備をしました。エスコートキッズでは、一緒に手をつなぐ選手が声をかけてくれるなどして興奮していました。試合観戦では、超満員のサポーターと一緒に応援し楽しみました。大分に帰りつくまで子供達はぐったり気持ちよく夢を見ながら寝ていました。最高に楽しい2日間となりました。活動の成果としては、他Jチームの環境を身近で感じたり人と出会えたことで、プレーのレベルアップ・コミュニケーションの大切さ・人としてたくましくなりました。
今後の改善として、いつでもどこでもだれとでも会話が出来るようになれる環境を作りたいです。

大分トリニータジュニア監督 神川 基


《 主催者のコメント 》
大分トリニータU-12の選手が大宮アルディージャジュニアの選手の家へホームステイをし、またNACK5スタジアム大宮のオープニングゲームでの両チームのフレンドリーマッチを含めた1泊2日の試みは、多くの関係者の協力で実施することができました。

大分・大宮のジュニア選手はホームステイ先でお互いのプロサッカー選手になる夢を語るなどの交流を図り、フレンドリーマッチでは3000人を超える観客が見守る中、お互いの勝ちたいという気持ちが前面に出た大変レベルの高い試合が展開されました。試合後、充実した表情の選手や負けて悔し涙を流している選手を見て、両チームの選手にとって非常に貴重な経験になったと確信しました。また、今回の試みで大分・大宮の両チーム、大宮アルディージャのホームタウンの指導者で育成についての考え方や各地域での課題について意見を交換できたことも大変有意義でした。来年は是非大分へ遠征に行きたいと考えています。

(大宮アルディージャフットボールクラブジュニアチーム 監督 西村 泰彦)

《 参加者のコメント 》
大宮遠征でたくさんのことを学びました。一つ目は人との交流です。大宮ジュニアの選手の家にホームスティして、積極的に話しかけたりしていくうちに仲良くなれたことで、試合では相手でも生きてく上で大切な仲間なんだとわかりました。二つ目は前座試合・エスコートキッズの体験です。ジュニアの試合を勝利してトップチームにつなげようと楽しみました。試合には負けてしまったけれども最高のピッチでサポーターからの声援を受けながら試合を出来たことで、あらためて素晴らしいピッチでプレーする・ファンを喜ばせる選手になると強い気持ちが出てきました。今後のサッカー人生に大きく役立つたくさんのことを学ばせてもらいありがとうございました。

(大分トリニータジュニア選手 城野 真輝)
今回の大宮遠征では、いろんな方々に大変お世話になりました 。素晴らしいピッチの大舞台に立たせてくれてありがとうございました。試合では普段のプレッシャーより速い中で自分らしく出来なかった事で課題も見つかりました。県外遠征の体験で自分の行動に責任を持つこと学び、今後チームの中で良い手本になります。

(大分トリニータジュニア選手 吉住 元気)
ぼくが感じたことは、大宮ジュニアの選手は体が大きく足が速く当りが強かったので、トリニータジュニアのサッカーが出来なかった。普段の練習後おにぎり・オレンジジュース・牛乳などを摂って強い体になり、またチャレンジしたいです。ホームスティでは、自分の食器など自分のことは自分ですることを学べたし、お母さんやお父さんといろんな話をして仲良くなりました。楽しい大宮遠征でした。

(大分トリニータジュニア選手 梶川 周暉)


《 関係者のコメント 》
初めに、大宮アルディージャの皆様、Jリーグ関係者の皆様、今回の大宮遠征では子供達が大変お世話になりました。今回のゲームは、結果によっては順位が入れ替わるという重要なゲームでしたが、そんな貴重な現場に参加させて頂き子供達はプロ(選手に限らず)の現場の厳しさを多少なりとも感じてきたようです。
また、トップチームの選手に間近で会い、直接話す事ができたうれしさと同時に、ひとつの試合をするのに、早朝からたくさんの人がいろいろなポジションで働いていることにとても驚いていました。プロ選手の華やかな部分しか見ていなかった子供達ですが、影で支えてくれるたくさんの人がいるから大事な試合に100%の力を出す事が出来るんだということを実感しました。今回の体験で、自分で「見て・感じて・実行」している姿を見て、少したくましくなって帰ってきたと感じました。
サッカー以外の事も必ず何か学んで帰って来るし、長い人生の中で必ずプラスになる経験だと感謝しています。本当にありがとうございました。

(大分トリニータジュニアキャプテン保護者 豊田 憲幸 )

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