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Press Release プレスリリース

2007.11.23

「第1回ヴァンくんCUP」レポート

冬間近の11月23日(金)、雄大な富士山に見守られながら「第1回ヴァンくんCUP」が、ヴァンフォーレ甲府の下部組織が専用で使用することができる八田河川敷グラウンド(山梨県南アルプス市)で開催されました。本大会は、兼ねてから“サッカーを通じて、地域の子ども達が皆で楽しめるような大会が開きたい”というヴァンフォーレ甲府の想いの下に、初めて開催されました。
今回は、小学2年生以下を対象にヴァンフォーレ甲府のスクールチームを始め、クラブの下部組織所属選手が在籍していた地域の少年団やサッカークラブを中心に計8チームが参加。7人制、ゴールキーパーなし、オフサイドなしという大会特別ルールで、4チームで7分ハーフのリーグ戦を2グループに分けて行いました。

午後1時、「みんなで楽しみながらサッカーをして、たくさん友達を作りましょう!」と本大会リーダーである長田コーチの掛け声で始まったヴァンくんCUP。まずは参加している子ども達全員、甲府のコーチ達も混じって体全体を使ったゲームをしながら、初めて会う子ども達どうし緊張の糸をほぐしていきます。子ども達の笑顔が増えてきたところで、いよいよゲーム開始。みんな一生懸命にボールを追いかけるあまり、中にはぶつかって泣き出してしまう子どもの姿も見られましたが、すぐにまた走り出して、大きな声を出しながらゲームを楽しんでいる様子でした。

「この年代は対外試合が少ないので、甲府が中心になって地域と協力しながら開催することで、子ども達にいろいろな事を経験して欲しい」と語るのは、育成普及担当チーフ兼ジュニアユースコーチの西川氏。「私達クラブのスタッフの想いはもちろんですが、スクールに参加している子ども達や、子ども達の保護者の方からも強い要望もあり開催に至りました。子ども達に色々な経験をしてもらうためにも、今後も継続的に開催し、将来的には参加地域を広げて、地域代表クラブでのリーグ戦なども実施したいと考えています。」
コート脇に並んだ保護者の方達から大きな声援が飛び交う中、各グループの全試合が終了しました。その後、グループ1位同士の決勝戦を行うと同時に、チーム間の交流を深めるべくフレンドリーマッチが行われました。
 そして、空が茜色に染まった頃、閉会式では子ども達に大人気のヴァンフォーレ甲府のクラブマスコット「ヴァンくん」が登場し、子ども達から大歓声が上がったところで、MVP、得点王、インパクト賞などの各賞の発表とともに、ヴァンくんから賞品が手渡された他、全員に参加賞が配られました。その後、ヴァンくんを囲んでの記念撮影では、子ども達はステキな笑顔を見せてくれました。

 「結果にこだわらず、全員が試合に出場でき、とても楽しくサッカーができたようです。特に遠方での対外試合を初めて経験した子どももいたので、この大会をきっかけに、一回り大きくなる事でしょう。」とチーム引率の指導者の方が語るように、子ども達はたくさんの友達との思い出とともに、サッカーの楽しさを改めて感じた1日になったことでしょう。

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