Press Release プレスリリース
2015.10.27
10月3日~10月24日にかけて、ツエーゲン金沢ではU-14所属選手(21名)を対象に「Jリーグ版 よのなか科」を実施致しました。
プログラムの進行役は、U-12監督の麦田和志さん。
ツエーゲン金沢では、よのなか科の取り組みは初めてとなります。5回のプログラムで、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考え、チームメイトの前で発表しました。
第1回「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、西川圭史GMを招いてJクラブの経営についての話やツエーゲン金沢のビジョンなどを熱く語っていただき、選手たちは自分たちには大きな責任があるということ、ツエーゲン金沢の一員であり誇りを持つことの大切さなどたくさんのアドバイスをいただきました。
第2回「Jクラブがめざすものを考える」ではJクラブの本質を説明したうえでツエーゲン金沢がたくさんの人たちに支えられていることを知り、今自分たちが出来ることを考え、自覚をもって行動することの大切さを学びました。
第3回「Jクラブをとりまく職業を考える」、第4回「職業と意志・役割・能力の関係を考える」ではゲストティーチャーにツエーゲン金沢アンバサダー諸江健太さん、スタジアムDJ大平まさひこさんが登場し、仕事についた経緯や、職業の社会的な意義・役割や、役割を担う能力・スキルの必要性を学びました。
第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」では、自分を意志・役割・能力の関係から分析し、5年後のキャリアイメージプランを考え発表しました。
参加した選手たちは、この5つのプログラムを通じて、Jリーグの産業構造を学びサッカーに関わるいろいろな職種をしり、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を感じ、自分自身の将来像を具体的に描くきっかけになったようです。これからの選手たちに期待して、成長を見守っていければと思います。
写真提供/ツエーゲン金沢
なお今回は、2015年度Jリーグ版よのなか科ファシリテーター養成講座(※)の一環として開催されました。http://www.jleague.jp/release/post-35137/