Press Release プレスリリース
2017.11.1
9月3日~9月24日にかけて、徳島ヴォルティスU-13所属選手(18名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。
プログラムの進行役は、アカデミーダイレクターの東 泰さん。
徳島ヴォルティスでは、よのなか科の取り組みは7年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の6年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、冨本光取締役から、会社の経営に関する考え、さらには、地域の皆さんにとって徳島ヴォルティスがより身近な存在となるようにどのようにしていきたいかその想いを熱く語っていただきました。
第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、Jリーグがどういった想いを大切にしているか知る上でとても有意義な時間となりました。地域の中でアカデミー生として何が出来るか、何をしなければならないかを改めて考えることが出来ました。
第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、試合を開催するにも多様な職業のたくさんの人が支えてくれていることが分かりました。その人達がどういった想いで仕事をしているか知る事で、第5回目の自身のキャリアイメージプランを考える良いイメージ作りが出来たのではないと思います。しかし台風の影響で日程がずれゲストティーチャーとの調整がつかなかったのが残念でありました。
そして最終回。第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、選手たちは、よのなか科を通じて、Jリーグの産業構造を学び、サッカーに関わるさまざまな職業の存在を知り、自らの将来を考える意識が高まりました。と同時に、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解し、徳島ヴォルティスでトップチームに上がりたい、プロサッカー選手になりたいという想いを強く持ったようでした。
全5回の授業を通し今後の彼らに期待を抱きながら、いつしか、彼らがサッカー選手として、また人として一流となるよう、その成長をサポートしていきたいと思います。
写真提供/徳島ヴォルティス