Press Release プレスリリース
2018.11.30
10月7日~10月28日にかけて、鹿児島ユナイテッドFC U-14所属選手(24名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。
プログラムの進行役は、U-15日置監督の栗山裕貴さん。
鹿児島ユナイテッドFCでは、よのなか科の取り組みは3年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、徳重剛クラブ代表から、経営に関する考え、現在の取り組みについて話をして頂きました。
第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、クラブが行っているホームタウン活動の内容や取り組みについて知ってもらい、試合以外のクラブの役割を学ぶことができました。また、選手達の対話が多く、色々な意見が飛び交っていました。
第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ここでもゲストティーチャーの素晴らしいレクチャーがありました。社内からのゲストとして、湯脇健一郎運営部部長を招き、業務内容の説明から、「意志」「役割」「能力」の視点でお話をして頂きました。また、鹿児島ユナイテッドFCへの熱い思いを語って頂き、選手達も真剣に聞き入っていました。
そして最終回となる第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、トップチーム選手の五領淳樹選手にお越し頂きました。幼少期から中学、高校、大学時代の話やプロになってからの中で、試合に出られない時の思いや、怪我、移籍といった中で苦しかったことなどの話をして頂きました。選手達も真剣に聞き入っており、色んな質問をしていました。
選手たちは、このよのなか科を通じて、クラブ、Jリーグの構造を学び、サッカーに関わるさまざまな職業の存在を知り、自らの将来を考える意識が高まりました。そして選手達は、プロサッカー選手になりたいという想いを強く持ったように感じました。
今後、選手達が将来へのイメージを描き、目標に向かっていく姿をサポートしていきたいと思います。
写真提供/鹿児島ユナイテッドFC
なお今回は、2018年度Jリーグ版よのなか科ファシリテーター養成講座の一環として開催されました