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Press Release プレスリリース

2023.1.17

2022Jリーグ新人研修 シャレン!活動レポート   (松村 晟怜、石井 大生)

2022年11月24日(木)、神奈川県立平塚養護学校で、松村 晟怜 選手、石井 大生 選手が、「共生社会への一歩を踏み出すためにもお互いのことを知り、学ぶことで理解を深めていくこと」や「特別支援学校に通われる生徒に社会との接点の機会の創出」を目的とした「共生社会への推進」のシャレン!活動を行いました。

平塚市内には特別支援学校が「神奈川県立平塚ろう学校」「神奈川県立平塚盲学校」「神奈川県立平塚養護学校」「神奈川県立湘南養護学校」の4校があります。

特別支援学校に通う生徒はそれぞれ、コミュニケーションがうまくできないなど、社会の中でハンディキャップを感じる場面があるとのことで、スポーツなど一緒の活動を通して社会との接点創出と湘南ベルマーレだからこそ提供できることがあるのではないかと考え、今回の若手選手研修として取り組みをさせていただくことになりました。

そして、選手はハンディキャップを抱える方々について知ることのきっかけづくりや、中堅選手と一緒に取り組むことでお互いに得られることや自身の価値を意識して行いました。

本活動を実施する前に事前学習としてWEB上にて先生方から学校説明や資料を共有していただき、選手たちは説明を基に生徒たちの給食時の様子や授業で作られた作品、施設の工夫などを実際に目にして実際に触れることで様々なこと学びました。

当日は体育の時間を使い、子どもたちと一緒に体を動かし、サッカーを行いました。
選手達は生徒たちを前にして緊張していましたが、リフティングや技などを披露したところ「凄い」と声がいくつも上がり、盛り上がりました。
生徒から一緒に筋トレやプレーをしたいと要望をいただき選手は嬉しそうに勝負して取り組みました。

グラウンドを大きく使用して、サッカーをプレーするにあたって周りを見る事の大切さやなかなかうまくいかず諦めてしまいそうになる生徒に選手が丁寧に声掛けをして諦めない大切さを教えていました。そのお陰もあってかできるようになり生徒さんはとても嬉しそうにしている姿はとても印象的でした。

最後は選手と一緒に各自チームを組みどれだけパス交換ができるか挑戦しました。
「いいよ、上手にできてるよ」など生徒と積極的にコミュニケーションを図りながら、みんなで一緒に取り組む大切さを実際に体験しました。

選手達は最初緊張していましたが、自ら生徒に声掛けを行い、コツを教えて、コミュニケーションを図ってサッカーを一緒に楽しみました。
最後は集合写真を撮影し、選手のサイン入りの写真をプレゼントしました。生徒たちはとても喜んでくれました。

◎選手のコメント
松村 晟怜 選手
まず今回の活動をする前に学校の方から施設の話だったり、生徒のお話を聞いて大変なことや当たり前が当たり前じゃないことに気づき、考えさせられることが多くありました。しかし、1人1人に素晴らしい個性があり、色々なことにとても優れていることが多くあることに気づきました。そして、触れ合うにつれて打ちとけれくれて良かったです。

石井 大生 選手
普段当たり前のようなことが当たり前ではない人がいるということを改めて感じました。最初、取り組みをした時に心を開いてくれていないと感じましたが、ボールを使って触れ合うことで打ち解けてくれるのを感じました。サッカーが好きと言っていた生徒やユニフォームを着用してくれた先生もいらっしゃってクラブが地域から愛されていることを感じ、自分たちのプレーで元気を与えられることができると実感しました。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真提供/湘南ベルマーレ

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