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Press Release プレスリリース

2023.5.15

2023Jリーグシャレン!アウォーズ 各賞決定のお知らせ

Jリーグは本日、全60クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活動を表彰する「2023Jリーグシャレン!アウォーズ」を開催し、各賞を決定しましたのでお知らせいたします。
Jリーグシャレン!アウォーズは今年で4回目の開催となり、多くの協働者との連携、取り組む課題や活動に関する発信力など、地域に根差したプロスポーツクラブの持つ価値をいかんなく発揮している社会連携活動を称える目的で実施しています。今回は、Jリーグ開幕30周年という節目の年の開催に合わせ、昨年の活動に限らず「これが自クラブの代表的なシャレン!」という活動を選考対象とし、Jリーグ全60クラブよりエントリーのあった活動から選考を行い、6クラブの受賞を決定いたしました。
多くのファン・サポーターの皆さまにも個性あふれるJクラブのシャレン!活動の中から魅力的な活動や応援したい活動を選んでいただく「ファン・サポーター選考賞」を新設し、「2023Jリーグシャレン!アウォーズ特設ページ」を通じて一人最大2票を投じる形で選考を行い、合計10,000票を超える投票をいただきました。

■2023Jリーグシャレン!アウォーズ・各賞発表

活動クラブ名
ソーシャルチャレンジャー賞在留ブラジル人の子どもたちのお仕事体験名古屋グランパス
パブリック賞やいづ ふっとさる かっぷ藤枝MYFC
メディア賞選手の汗と情熱がしみこんだ堆肥「芝~レ!」

カターレ食農プロジェクト~紅はるか~
カターレ富山
明治安田 地元の元気賞(2023 新設)新しいフツウを子どもたちからプロジェクト

 〜大豆ミートバーガー編〜
水戸ホーリーホック
クラブ選考賞(2023 新設)高校生が本気で挑戦できる場として

「高校生マーケティング探求」を実施
モンテディオ山形
ファン・サポーター選考賞(2023 新設)継続は笑顔なり。20年続けてつながった2つのシャレンガイナーレ鳥取
■選考委員・選考コメント(抜粋)
◇ソーシャルチャレンジャー賞
在留ブラジル人の子どもたちのお仕事体験 (名古屋グランパス)
●外国人との共生は、現在各地域で大きな課題となっており、特に非英語圏に暮らしていた本人、及び家族がなかなか地域社会に溶け込めない実情がある。そのような中、地域に多い在留ブラジル人との交流を深め、子どもたちが自ら役割を持てる身近なプログラムを提供するなど、クラブの発信力で相互理解を深める有効な取り組みとなっている。

◇パブリック賞
やいづ ふっとさる かっぷ (藤枝MYFC)
●実習生の社会的包摂は、全国の地方部での大きな課題であるにも関わらず、後回しにされがちな状態にある。その課題にしっかり目を向けたこと、サッカーという世界共通語の持つ可能性を提示したこと、サッカー交流だけではない課題に目を向けていることは、シャレン!活動にとってモデル性がある。多文化共生という今後の日本においてより重要になってくる課題に対して、「サッカー」の非言語性、「チーム」という強みを活かした取り組みであること。地域で関わる企業が多いことから、受賞をきっかけにより活発な活動に繋がっていくであろうし、そうなって欲しいという想いも込めて推薦した。

◇メディア賞
選手の汗と情熱がしみこんだ堆肥「芝~レ!」カターレ食農プロジェクト~紅はるか~ (カターレ富山)
●CO2削減という日本が抱える問題に対して、スタジアムから出た資源の循環・再利用からサツマイモ作りという農作業経験、更にはスタジアムでの子供たちによる販売体験、と盛り沢山な循環型展開は、フットボールがある街の強みを活かした取り組みである。
クラブ活動につきものの刈芝の再利用という着目点、農業との連携。この活動をベースにさらに事業としての広がり、連携の広がりも期待できる。

◇明治安田 地元の元気賞
新しいフツウを子どもたちからプロジェクト〜大豆ミートバーガー編〜 (水戸ホーリーホック)
●子どもの発意を受け止めるクラブの姿勢が素晴らしい。子どもに価値を提供しており、周りの子どもたちにも勇気・元気を与える。

◇クラブ選考賞 (モンテディオ山形)
高校生が本気で挑戦できる場として「高校生マーケティング探求」を実施 (モンテディオ山形)
●地方クラブにとって、若者の流出は深刻な問題であり、そういった課題に地域の学生を巻き込んで取り組んだことは非常に素晴らしい。実際には目標を達成できなかったとのことだが、多くの学生が自分たちのアイディアを出し合い、それを実施する場を提供したということは非常に重要なことだった。ビジネスとしてうまくいかない、ということを学ぶ場になったことも意味があると同時に、この機会が将来的にスポーツビジネスに関わりたいと思う若者の創出にもつながったのではないかと思う。また単発の企画ではあるものの、長いスパン(2か月)をかけて取り組んできたことも、クラブがしっかりと向き合ってきた証拠だと感じた。他クラブが参考にする点があるという意味でも、受賞にふさわしい。

◇ファン・サポーター選考賞
継続は笑顔なり。20年続けてつながった2つのシャレン(ガイナーレ鳥取)
●特設ページでの最多得票を獲得。

■2023Jリーグシャレン!アウォーズ・概要
●各賞/選考基準
名称選考基準選考方法
ソーシャル
チャレンジャー賞
その地域にある社会課題解決に対してチャレンジしていること選考委員による選考
パブリック賞国や自治体が掲げる政策を活用し、地域の課題解決に向けて、多様なステークホルダーと連携し、持続可能な活動となるように取り組んでいる
メディア賞記者として、自身の媒体に取り上げたいと思う活動であること
明治安田
地元の元気賞
地域社会との「つながり」、「ふれあい」、「ささえあう」をテーマにした活動であり、地域住民を元気にした取り組みであること選考委員による選考
クラブ選考賞各Jクラブが自クラブ、自地域でも実施したいと思える活動であること参加Jクラブによる選考
ファン・サポーター選考賞自身が応援しているクラブの地域でも実施して欲しいと思える活動であること一般投票

受賞した活動に対し、クラブに記念品(楯)を、協働者に感謝状を授与する

●選考:一般投票 投票期間:3月1日(水)~15日(水)
選考委員会を実施して決定

●選考委員:敬称略/順不同 ※所属は、2023年4月1日時点の情報です
ソーシャルチャレンジャー賞
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン 代表筧 裕介
公益財団法人さわやか福祉財団 理事長清水 肇子
公益社団法人 日本フィランソロピー協会 理事長髙橋 陽子
一般社団法人アクトポート 代表理事(横浜国立大学3年生)入江 遥斗
株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役社長田口 一成
パブリック賞
スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付 参事官補佐坂本 弘美
政策分析ネットワーク/官民連携・社会課題研究センター/ヤフー株式会社田幸 大輔
岡山理科大学経営学部准教授林 恒宏
株式会社エンパブリック 代表取締役広石 拓司
学校法人土佐高等学校 理事長(元Jリーグ理事)傍士 銑太
神奈川県・総務省・よんなな会脇 雅昭
メディア賞
読売新聞東京本社青柳 庸介
日本経済新聞 編集局 運動部岸名 章友
株式会社オルタナ オルタナS編集長池田 真隆
朝日新聞スポーツ部潮 智史
日本放送協会 報道局 チーフ・プロデューサー加藤 謙介
株式会社フジテレビジョン スポーツ局業務推進担当局長近藤 憲彦
講談社 第一事業局  第一事業戦略部 ゲキサカ編集部竹内 達也
テレビ東京 スポーツ局スポーツ番組部星 隆
リンクタイズ株式会社 Forbes JAPAN Web編集部松崎 美和子
フリーランス宇都宮 徹壱
明治安田 地元の元気賞
内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局 内閣審議官西 経子
スポーツ庁参事官(地域振興担当)田中 一明
東京大学先端科学技術研究センター 教授小泉 秀樹
studio-L代表/コミュニティデザイナー/社会福祉士山崎 亮
合作株式会社 取締役西塔 大海
特定非営利活動法人D-SHiPS32 理事長/元パラリンピアン上原 大祐
株式会社47CLUB 代表取締役社長栗田 健一郎
■ホームスタジアムでの授賞式の日程
クラブ名

(受賞)
日程

キックオフ時刻
対象試合会場
名古屋グランパス

(ソーシャルチャレンジャー賞)
5/20(土)

15:00キックオフ
2023明治安田生命J1リーグ

第14節 vs.サンフレッチェ広島
豊田スタジアム
水戸ホーリーホック

(明治安田 地元の元気賞)
5/21(日)

15:00キックオフ
2023明治安田生命J2リーグ

第17節vs.ロアッソ熊本
ケーズデンキスタジアム水戸
藤枝MYFC

(パブリック賞)
6/3(土)

14:00キックオフ
2023明治安田生命J2リーグ

第19節 vs.栃木SC
藤枝総合運動公園サッカー場
モンテディオ山形

(クラブ選考賞)
6/11(日)

14:00キックオフ
2023明治安田生命J2リーグ

第20節 vs.いわきFC
NDソフトスタジアム山形
カターレ富山

(メディア賞)
6/24(土)

18:00キックオフ
2023明治安田生命J3リーグ

第15節vs.ヴァンラーレ八戸
富山県総合運動公園陸上競技場
ガイナーレ鳥取

(ファン・サポーター選考賞)
調整中調整中調整中

授賞式のご取材には、別途、受賞クラブへの試合取材申請をお願いいたします
※授賞式は、原則、試合開始前もしくはハーフタイムで実施の予定です
※セレモニーの予定は天候等で予告なく変更となる場合があります

 

■シャレン!(社会連携活動)とは
社会課題や共通のテーマ ( 教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など ) に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動です。

3者以上の協働者と、共通価値を創る活動を想定しており、
これらの社会貢献活動等を通じて、地域社会の持続可能性の確保、
関係性の構築と学びの獲得、それぞれのステークホルダーの価値の再発見に繋がるものと考えています。
また、Jリーグはシャレン!を通じて、SDGsにも貢献しています。

 

●シャレン!HP : https://www.jleague.jp/sharen/about/
●シャレン!アウォーズ特設ページ : https://www.jleague.jp/sharen/awards2023/

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