Press Release プレスリリース
2025.7.29
Jリーグは、本日開催した理事会において、2026年1月から同年6月の2026特別シーズンについて、次の2点を決議しましたので、お知らせします。
(1)変更する事項:プロ選手の登録枠上限を設けない *2026特別シーズン以降
(2)変更しない事項:現行のホームグロウン基準人数を継続する *2026特別シーズンのみ
【(1)プロ選手の登録枠上限を設けない *2026特別シーズン以降】
■決議内容
2026特別シーズンより、プロ選手の登録人数に関する上限を設けない。
■検討の背景
・現在、選手登録できるプロA選手は、第2種(ユース)登録選手も含めてクラブ全体で原則27名としている。
・2026特別シーズンよりプロABC契約制度が撤廃されるため、「27名枠」に替わるルール設計が必要であった。
・その中で、以下いずれかの方向性で検討を開始した。
①現行ルールをベースとした上限設定 ②ACLと同様に21歳以下の選手枠を設定 ③上限を設けない
■決議の理由
2026特別シーズンから始まる選手契約制度改定に伴う年俸下限の導入など、これまでよりも選手編成の制約が強まる中、過度なルール設定よりも、登録人数の上限を設けないことにより、各クラブの方針で多様な選手編成を行えるようにすることとした。
【(2)現行のホームグロウン基準人数を継続する *2026特別シーズンのみ】
■決議内容
・2026特別シーズンについて、2025シーズンと同様のホームグロウン基準人数を継続する。
■補足事項
・2026/27シーズンからのホームグロウン制度については、現在、検討を行っている。
・本ルールは、これまでJFA 「プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」に記載されていたが、Jリーグ独自のものであることから、来シーズンからはJリーグ規則(Jリーグ規約または試合実施要項等)へ移管する。
■参考:現行のルールの概要
Jクラブの第1種チームは、当該シーズンの初回の登録ウインドーの終了日において、次に定める人数以上のホームグロウン選手を登録していなければならない。「2025シーズン J1:4名 J2/J3:2名」