Press Release プレスリリース
2005.9.28
《主催者のコメント》 「ガンバ大阪の下部組織から何故あんなに優秀なプレーヤーが輩出されるのか?」と言う声を多く聞き、ガンバ大阪育成コンセプトをホームタウンに拡めようという狙いと要望にお応えしようとして、この指導者研修会を実施しました。 月2回と回数的には少ないように感じますが、中身を濃くしてホームタウンにガンバ大阪育成の「ノウハウ」を提供し、大阪府下から世界で活躍できる選手の育成ができる一助として、今後もこのような研修会を実施していきたいと考えております。 (株式会社 ガンバ大阪 代表取締役社長 佐野 泉) |
《参加者のコメント》 まず、表記研修会開催にあたり、(株)ガンバ大阪様にはすばらしいハードとソフトのご提供に対し厚くお礼申し上げます。 近年、特に3種年代では情熱を持った若手指導者の下、地域に根ざそうとするクラブチームが多数誕生しています。ただ、その中の多くの指導者が平日の夕方、そして土日は自チームの活動に追われ、指導者として研鑚する場がなかなかないのが現状です。そういった中で昨年度より表記研修会のご案内を頂き、多くの指導者が研修できる場となっております。(教員の方々には申し訳ありませんが…) 大阪サッカー協会では、年間4コースのC級コーチ要請講習会を開催しておりますが、本年新たに「平日・昼間コース」と銘打ち、土日参加しにくかった指導者を多く集め開催できたのも、この研修会がヒントになっています。研修会にはガンバ大阪の下部組織の指導者を中心に、大阪府下そして遠方は京都や奈良からも熱心な指導者が参加しています。参加者の中から指導実践を行い、途中ディスカッションをしながら進めていくといった形です。資格取得講習会ではないという事もあるでしょうが、「答えはない」といった観点から各自が自分の意見を述べ、遠慮のないディスカッションの中から個人個人で何かを感じて持ち帰る…また、選手への伝え方も大切ですが何を伝えたかったのか(本質)をクローズアップしているのもこの会の特徴でありそこをうまく育成センター長 上野山氏・二宮氏がコーディネートしているなあと感じています。 (大阪サッカー協会 技術委員会 委員長 星原 隆昭) |
私は、隔週水曜日の11:00~13:00に行われるガンバ大阪主催の指導者研修に参加しています。 ガンバ大阪の指導者はもちろん、タウンクラブからも約10クラブほど参加しており、そのカテゴリーはジュニアの指導者からユースの指導者まで様々な面々で行われています。実施形式は、毎回違ったトレーニングテーマをメイン担当のコーチがトレーニングを実施、その他の参加者は選手役として実際にプレーし、その後トレーニングに対してディスカッションを行うという形式です。 トレーニングテーマは個人技術の追求からグループ・チーム戦術までとても幅広く、多岐に渡っており、またメイン担当もガンバ大阪の指導者だけでなく、その他タウンクラブの指導者も受け持つ事があるなど、マンネリにならないような工夫をされており、毎回が新鮮でとても刺激的です。 トレーニング後のディスカッションでは、活気のある議論が展開されます。 「狙いは何なのか」「伝えたい事は何なのか」「このオーガナイズで本当に狙った事象を引き出せるか」数え上げればきりがないほど、皆がオープンマインドの精神でディスカッションしています。 時にはガンバ大阪育成センター長 上野山氏のデモなどもあり、学ぶべき点・気づかされる点が多々あります。 このように我々タウンクラブの指導者が、Jクラブの指導者やその他の指導者のコーチングを実際に目の当たりにし、体験できるのは何者にも代えがたい経験で、尚且つ活気のある意見交換は、自らのコーチングを振り返ったり、確認したり、自分の考えをぶつけてみたりなどと、非常に良い自己研鑽の場になっており、有意義な時間を過ごしています。 自社内だけの研修に止まらず、我々タウンクラブにもその門戸を広げていただき、また分け隔てなく意見交換ができる場を設けていただいたガンバ大阪からは“皆(近隣地域や指導者)で良い選手の育成をしていこう!“というメッセージも非常に強く感じられ、参加できる事を本当に感謝しております。今後もこの貴重な場をより積極的に参加していこうと思っています。 (RESC代表 江副 良治) |