【主 催】韓国徳川初等学校
【協 力】広島青少年文化センター
中国上海申花SVA足球学校
サンフレッチェ広島育成センター
【開催日時】2005年8月23日~27日
【開催場所】韓国徳川初等学校グランド
【参加チ-ム】
サンフレッチェ広島F.Cジュニア
青崎サッカークラブU-12(広島)
中国上海申花SVA足球学校韓国徳川初等学校
韓国大邱サッカー少年団
韓国釜山サッカー少年団
サンフレッチェ広島のジュニアチーム、スクール、ジュニアユースが主たる練習会場として使用している広島青少年文化センターの国際交流事業の主旨事業内容に賛同し、参加しました。本イベントは、韓国・中国・日本の東アジアのサッカー少年の交流事業であり、毎年、1月に広島で開催され、夏に、中国、韓国で開催されています。試合だけでなく、ホームステイなど生活を通しての交流に大きな意義があり、成果もありました。
■日程《 8月23日 》広島から釜山へ 《 8月24日 》第2回 日・中・韓対抗少年サッカー大会(韓国釜山広域市北区サッカーグランド) 《 8月25日 》第2回 日・中・韓対抗少年サッカー大会(韓国徳川初等学校グランド) 《 8月26日 》観光(慶州仏国寺・釜山チャガルチ市場・釜山国際市場) 《 8月27日 》釜山から広島へ |
■試合結果
8月24日 予選リーグ 韓国釜山広域市北区サッカーグランド
グループA
| 徳川 | 青崎U-12 | 上海申花 | 順位 | 徳川 | | 3 ○ 0 | 0 △ 0 | 2 | 青崎U-12 | 0 × 3 | | 0 × 5 | 3 | 上海申花 | 0 △ 0 | 5 ○ 0 | | 1 | |
グループB
| 釜山 | サンフレッチェ | 大邱 | 順位 | 釜山 | | 1 × 2 | 0 × 3 | 3 | サンフレッチェ | 2 ○ 1 | | 1 × 2 | 2 | 大邱 | 3 ○ 0 | 2 ○ 1 | | 1 |
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8月25日 決勝トーナメント 韓国徳川初等学校グランド
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■成果と課題《成果》 - 海外のチームと対戦することにより、日本では経験することのできないサッカーを経験することができました。
- ゲームの中での1対1の局面ではある程度テクニックが発揮でき通用する部分が多く見られました。
- 異なった環境の中でも体調を崩す選手もなく、異文化での生活(食生活や言語など)にも積極的にチャレンジする姿勢が選手にみられました。
- サッカーやホームステイを通じ、同年代の選手間での国際交流を進めることができ友好的な関係を築くことができました。
- 同じ年代を受けもつ指導者間でも交流を持つことができ、意見交換などをすることにより国際交流をはかることができました。
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《課題》 - 海外のチームの試合に挑む姿勢、勝負どころでのメンタルの強さなどに圧倒される場面がみられました。どんな試合でも区別することなく、どんな状態でも勝負にこだわる姿勢を今後の活動でも大切にしていきたいと感じました。
- ゲームの中でボールを保持していないとき(オフの状態)にもゲームに関わる意識をもち良い準備ができれば、1対1の局面でもさらにテクニックが発揮できる場面が多くみられました。今後のトレーニングに生かしていきたいと思います。
- 韓国や中国の文化についての知識を事前に学習する機会があれば、異文化間の交流ももっと積極的に図れ、このたびの韓国遠征ももっと有意義なものになったかもしれませんでした。
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《参加選手のコメント》 「韓国や中国のチームの選手は、大きくて強かったです。でもテクニックは僕たちの方が上だと感じました。ホームステイでは韓国に行く前は、言葉も分からないし、心配だったけど、すぐ仲良くなれました。食事もおいしかったし、とても良くしていただいて、うれしかったです。また、こういう機会があれば、今度は、僕の家にホームステイして欲しいと思いました。本当にいい思い出になりました。」
サンフレッチェ広島ジュニアキャプテン 本地 翔平 |