JP
EN
Jリーグについて
トップメッセージ
組織概要
沿革
Jクラブについて
Jクラブとは
クラブライセンス
クラブ経営
競技について
2024シーズンについて
大会の歴史
選手・チーム・試合関連情報
事業内容
プロサッカーリーグの運営
各種権利と事業
サステナビリティ
アカデミー
ファンエンゲージメント
スタジアム推進事業
海外事業
後援・協賛
プレスリリース
事業者向けサービス
規約・規程集
採用情報
Jリーグについて
JリーグについてTOP
トップメッセージ
組織概要
理念
活動方針
設立趣旨
Jリーグ百年構想とは
事業内容
Jリーグの名称・ロゴについて
Jリーグの位置づけ
Jリーグの組織概要
組織
理事会後会見発言録
事業報告書
事業計画書
Jリーグ経営情報
沿革
歴代チェアマン
クラブ数の変遷
Jクラブについて
JクラブについてTOP
Jクラブとは
Jクラブとは
クラブ編成
クラブプロフィール
ホームタウン関連
クラブライセンス
クラブライセンス制度について
日本におけるクラブライセンス制度の位置づけ
クラブライセンス制度の目的
Jリーグのクラブライセンスの対象
2024シーズンのクラブライセンスの対象
審査項目
3つの等級
クラブライセンス制度に関する組織構成
交付フロー
入会・ライセンス交付フロー
J1・J2・J3・JFLの入れ替えについて
クラブ経営
Jリーグ クラブ経営ガイド
Jクラブの株式上場について
クラブ経営情報
競技について
競技についてTOP
2024シーズンについて
クラブ編成
年間スケジュール
開催大会と大会概要について
試合記録
大会の歴史
大会概要の変遷
歴代チャンピオン
Jリーグアウォーズ
クラブが出場した国際試合
選手、チーム、試合関連情報
選手の登録数について
外国籍選手の登録数と「提携国枠」
外国籍扱いしない選手の登録
シーズンの定義と登録期間(ウインドー)
サッカー競技規則
Jリーグ記録基準
事業内容
事業内容TOP
活動方針・事業戦略
Jリーグの成長戦略
プロサッカーリーグの運営
試合運営
試合実施時におけるJリーグ安全理念
観戦マナー&ルール
試合運営管理規程
スタジアム内で撮影される映像に関するJリーグからのお願い
フェアプレー
暴排宣言
アンチ・ドーピング
スポーツ・インテグリティ
セーフガーディング
各種権利と事業
Jリーグの事業構成と主な活動
パートナーシップ
放映事業について
公式試合等の映像管理と公式映像制作について
公式試合等の静止画(スチール写真)と肖像の管理
Jリーグ公式試合の記録管理
商品化事業
プロパティ利用規約
サステナビリティ
Jリーグ・Jクラブによる理念推進活動の概要
Jクラブによる地域スポーツ振興活動
ホームタウン活動について
シャレン!
気候アクション
TEAM AS ONE(復興支援活動)
アカデミー
育成年代の大会一覧
過去に開催した育成年代の大会
人材育成レポート/シャレン!活動レポート
ファンエンゲージメント
入場者関連
観戦者調査(アーカイブ)
スタジアム推進事業
スタジアムの未来
Jクラブのホームスタジアム
スタジアム一覧
スタジアム調査報告書
資料:UEFAガイド:良質なスタジアム建設の手引き
海外事業
Jリーグ海外事業
海外放映権
ASEAN出身選手とJリーグ提携国枠
ASEAN出身選手一覧
アジア各国リーグとのパートナーシップ協定締結
試合機会の創出と国際交流
海外事業レポート
Jリーグ海外向けオウンドメディア
後援・協賛
プレスリリース
事業者向けサービス
規約・規程集
採用情報
JP
EN
HOME
/
プレスリリース
/
Menu
Press Release
プレスリリース
2009.4.28
「川崎フロンターレ算数ドリル」完成
6年生の算数の授業中。倍数について説明する担任の斉藤武さんがその教材を取り出すと、クラス中に笑顔と歓声が広がりました。自らも制作に携わっていたという斉藤さんは、そんな子どもたちの反応を目の当たりにし「うれしかったです」と目を細めていました。
「川崎フロンターレ算数ドリル」のきっかけとなったのは、2008年1月にJリーグが各クラブの担当者とともに行った「イレブンミリオン」プロジェクトの欧州視察です。
欧州各地を回った視察団は、イングランドのプレミアリーグに所属する強豪クラブ、アーセナルを訪問し、コミュニティー担当スタッフからの活動報告を受けました。その活動が、川崎フロンターレの天野春果さん(川崎フロンターレ マーケティンググループ課長)の心に突き刺さった。「これはすごいと思いました」。
天野さんは説明するアーセナルのスタッフから「表紙の彼はファブレガスだよ」と、一冊の小冊子を見せられたといいます。アーセナルでの活躍はもちろん、クアトロ・フゴーネス(四人の創造者たち)の一人としてスペイン代表のEURO2008優勝に貢献したセスク・ファブレガス選手が印刷されていました。サッカーの話題をふんだんに使用したその教材は、ロンドン市がアーセナル側に委託しイギリスの子ども向けに作られたスペイン語の外国語学習教材でした。
「アーセナル側の担当者は、これは当然のことで、選手たちはコミュニティ活動に週一回は携わっていると話していました。ただし、それでも少ないくらいだとも付け加えていました」と天野さん。そんな説明を聞いた天野さんはセスクのような大選手ですら当たり前に地域貢献活動に携わるアーセナルというクラブの姿勢に共感。「愛されるクラブは歴史やスターの存在だけの要素で形成されるのではなく、アーセナルのようにクラブ自らが地域に溶け込み、愛されるべく選手、スタッフが努力をしている」事を改めて痛感し、シーズンチケット購入まで「68年」もの時間がかかるのも当然と感じたといいます。資料として教材を持ち帰れないかと尋ねると、視察者全員に配布するだけの余裕がないと言われ、すぐさまカラーコピーを懇願したそうです。
川崎フロンターレでこれを応用できないかと考えた天野さんは帰国後、すぐに行動を開始。ところが学校へ納入する教材の選定に関しては教育委員会からの許可を含めてかなり煩雑な手続きが必要で、この許諾を得るのが難しいことが見えてきました。ただし、副教材であれば学校に選定の決定権があることもわかってきました。地道に川崎市内の学校に相談し続けては断られるということを繰り返すなか、ついに運命の出会いに到達します。
2008年7月の最終週。川崎フロンターレは名古屋グランパスをホームに迎えていました。この試合前に、親子サッカー教室が行われ、ここに等々力競技場のお膝元とも言える上丸子小学校が参加。この上丸子小学校は川崎フロンターレの巡回コーチが定期的に訪れていた事もあり、もともと川崎フロンターレを受け入れる土壌があったといいます。わらをもすがる思いの天野さんは橋本晃一校長先生に事情を説明しました。
「それはおもしろいですね。と言ってもらえました」と天野さんは運命の出会いを振り返ります。
年度が変わった今では指定は外れていますが、ちょうどこのとき上丸子小学校は川崎市から算数の研究推進校の指定を受けていました。「算数の推進校として役には立てるのかなと」という思いが橋本校長の脳裏をよぎったといいます。
当初、天野さんからの提案は計算ドリルや漢字ドリルを全学年にわたってやれないかというものでしたが、それを実行可能なレベルに落とし込んだ結果、6年生向けの算数ドリルという形で決着。学生指導要綱の改定による教育範囲の変更もこれを後押ししました。
「今、6年生で学んでいるものが将来は5年生、4年生で学ぶ内容になります。今、6年生版を作っておけば、将来、5年生版、4年版へと継承していけます」と「フロンターレ算数ドリル制作委員会」の蟻生寛郎先生は将来的な拡大の可能性を見据えたものである旨を説明していました。
いくつかの幸運や見込みの甘さはあったにせよ、最後は責任を持つ立場の人間の決断と、実務者の情熱です。新しいことをするには何にせよ問題が出てきます。その問題をひとつずつ克服し、連日深夜まで作業が重ねられました。
「ここまで来るのは長かったですね。だけど、これを作る過程で教師としても成長できたと思います。大変でしたが、やりがいがある仕事でした」と斉藤さん。
2008年10月に製作が本格的にスタートした算数ドリルは約4ヶ月で完成。子どもたちに笑顔で迎えられ、授業に活かされる事となりました。
実際に教材を笑顔で受け取っていた6年生の野村華蓮さんは「いろいろな選手が載っていておもしろかったです。フロンターレの試合を見に行っていたこともあるので、楽しく勉強できると思います」と川崎フロンターレ算数ドリルでの勉強に意欲を見せ、その隣に座る小林将大くんも「わかりやすいと思います。勉強もがんばれそうです」と話していました。
「アーセナルの事例でも、製作した当初は現地のPTAに当たる組織からの反発も少なからずあったようです。だけど、成果が出ていると聞いています。今は川崎フロンターレからの持ち出しですが、将来的には川崎市に114校ある小学校全校で使ってもらえれば最高ですね」と天野さん。野村さん、小林くんの「わかりやすいです」という言葉を伝えると、天野さんは笑みをこぼしました。そして、そんな天野さんの姿からここまでの道のりの長さを感じます。
特定のスポーツチームによるこうした教材の制作は国内では始めてのことです。情熱と決断の結晶は、子どもたちに全面的受け入れられてスタートしました。
Prev
Next
Jリーグについて
トップメッセージ
組織概要
理念
活動方針
設立趣旨
Jリーグ百年構想とは
事業内容
Jリーグの名称・ロゴについて
Jリーグの位置づけ
Jリーグの組織概要
組織
理事会後会見発言録
事業報告書
事業計画書
Jリーグ経営情報
沿革
歴代チェアマン
クラブ数の変遷
その他の掲載項目は後日公開(Coming Soon)
Jクラブについて
Jクラブとは
Jクラブとは
クラブ編成
クラブプロフィール
ホームタウン関連
クラブライセンス
クラブライセンス制度について
日本におけるクラブライセンス制度の位置づけ
クラブライセンス制度の目的
Jリーグのクラブライセンスの対象
2024シーズンのクラブライセンスの対象
審査項目
3つの等級
クラブライセンス制度に関する組織構成
交付フロー
入会・ライセンス交付フロー
J1・J2・J3・JFLの入れ替えについて
クラブ経営
Jリーグ クラブ経営ガイド
Jクラブの株式上場について
クラブ経営情報
競技について
2024シーズンについて
クラブ編成
年間スケジュール
開催大会と大会概要について
試合記録
大会の歴史
大会概要の変遷
歴代チャンピオン
Jリーグアウォーズ
クラブが出場した国際試合
選手、チーム、試合関連情報
選手の登録数について
外国籍選手の登録数と「提携国枠」
外国籍扱いしない選手の登録
シーズンの定義と登録期間(ウインドー)
サッカー競技規則
Jリーグ記録基準
その他の掲載項目は後日公開(Coming Soon)
事業内容
プロサッカーリーグの運営
試合運営
試合実施時におけるJリーグ安全理念
観戦マナー&ルール
試合運営管理規程
スタジアム内で撮影される映像に関するJリーグからのお願い
フェアプレー
Jリーグにおける誹謗中傷への対応
暴排宣言
アンチ・ドーピング
スポーツ・インテグリティ
セーフガーディング
その他の掲載項目は後日公開(Coming Soon)
各種権利と事業
Jリーグの事業構成と主な活動
パートナーシップ
放映事業について
公式試合等の映像管理と公式映像制作について
公式試合等の静止画(スチール写真)と肖像の管理
Jリーグ公式試合の記録管理
商品化事業
プロパティ利用規約
サステナビリティ
Jリーグ・Jクラブによる理念推進活動の概要
Jクラブによる地域スポーツ振興活動
ホームタウン活動について
シャレン!
気候アクション
TEAM AS ONE(復興支援活動)
アカデミー
育成年代の大会一覧
過去に開催した育成年代の大会
人材育成レポート/シャレン!活動レポート
その他の掲載項目は後日公開(Coming Soon)
ファンエンゲージメント
入場者関連
観戦者調査(アーカイブ)
その他の掲載項目は後日公開(Coming Soon)
スタジアム推進事業
スタジアムの未来
Jクラブのホームスタジアム
スタジアム一覧
スタジアム調査報告書
資料:UEFAガイド:良質なスタジアム建設の手引き
その他の掲載項目は後日公開(Coming Soon)
海外事業
Jリーグ海外事業
海外放映権
ASEAN出身選手とJリーグ提携国枠
ASEAN出身選手一覧
アジア各国リーグとのパートナーシップ協定締結
試合機会の創出と国際交流
海外事業レポート
Jリーグ海外向けオウンドメディア
後援・協賛
事業者向けサービス
事業者向けサービス