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Press Release プレスリリース

2013.2.4

2013 Jリーグ新人研修会

Jリーグでは、2月1日(金)~3日(日)の3日間、「2013 Jリーグ新人研修会」を行い、対象者がいなかったV・ファーレン長崎を除く39クラブから139名が参加しました(昨年参加できなかった2年目選手12名も今年の研修に参加しました)。

最初の講義は『Jリーグのビジョン』というテーマで行われ、大東 和美チェアマンが自ら登壇し、日本サッカーの歴史、J3構想、アジアへの拡がりといったビジョンを語りました。続いて、選手はメディアとのやり取り、反社会勢力への対応、税金の基礎知識など、多岐にわたる分野を受講しました。
また、実用的な知識を学ぶだけではなく、福田 正博氏(元日本代表)、小嶺 忠敏氏(元国見高校監督)らの講話もあり、人生の先輩からのアドバイスも送られました。

今回の研修では、選手が仲間たちと協力して取り組むグループワークがふんだんに盛り込まれていました。
最初のグループワークは『Jリーグのビジネス』がテーマ。選手たちは「Jリーグの一員として入場料収入を増やす作戦を考えよう」という課題に取り組みました。映像や資料を見て、それぞれが意見を出し合って議論し、最後にそれぞれのプランを全体へ発表しました。「子どもを招待して、付き添いの親を呼び込む」、「駐車場の値段を下げる」、「地域の有名店とタイアップし、スタジアムグルメを出してもらう」といった具体的なプランから、「ベッカムを獲得する」という夢のある話まで、様々なプランが発表されました。

2つ目のグループワークは『PRコミュニケーション』。サポーターやメディアに対する振る舞い、声、表情筋を鍛えるトレーニング方法などを専門家から学びました。選手たちは、新たに学んだ知識、スキルを生かして、早速インタビューのロールプレイングに取り組みました。更に各グループから1人が選ばれて行われた全体発表は、テレビ東京の水原 恵理アナウンサーも参加し、実践さながらに本格的に行われました。浅野 拓磨選手(広島)を皮切りに6選手が登壇して自己紹介、抱負などを述べ、講師やスタッフからアドバイスを受けました。緊張している選手もいましたが、それぞれにしっかりとした受け答えを見せていました。

その他にも、選手として必要不可欠なルール、アンチドーピングといったテーマも盛り込まれたルールテスト、「選手とソーシャルメディア」という講義も行われ、選手達は普段の練習とは違う3日間を過ごしました。

研修に参加した南野 拓実選手(C大阪)は「サッカー選手だけどサッカーだけをしていれば良いという訳じゃない。ピッチ外のことなどで、自分が知らないことはまだまだ多かった。」と感想を語り、堀米 悠斗選手(札幌)は「貴重な話を聞くことが出来ました。今後のサッカー人生に生かせたらいいなと思います。自分はこれからプロで生活していくので、ファン・サポーターを増やせるような選手になっていきたいです。」と今後の意気込みを踏まえて語ってくれました。

選手たちにとっては、改めてプロとしての姿勢と自覚を再認識させられた3日間となりました。今回の研修で学んだことを、今後の活躍に繋げて欲しいと思います。


【研修終了後の選手インタビュー】
◎堀米 悠斗選手(札幌)インタビュー ≫
◎ハーフナー・ニッキ選手(名古屋)インタビュー ≫
◎南野 拓実選手(C大阪)インタビュー ≫

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