Press Release プレスリリース
2014.10.9
8月23日(土)~9月27日(土)にかけて、ジェフユナイテッド千葉において、Jリーグ版[よのなか]科がU-13の選手21名を対象に実施されました。
プログラムの進行役は、アカデミーコーチの茂垣将太さん。
ジェフユナイテッド千葉での[よのなか]科の取り組みは昨年に続き2回目となります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、6年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回「Jクラブをとりまく”お金”から仕組みを考える」では、ゲストティーチャーに島田亮社長が登場し、Jクラブの経営や人生の先輩としてのアドバイスをいただきました。
第2回「Jリーグがめざすものを考える」では、「対話」を用いて「違う立場に立って物事を考える」ということにチャレンジしました。
その中で、Jリーグの理念とはどんなものか、またジェフユナイテッド千葉はどんな取り組みを行っているかについて学びました。
第3回「Jリーグをとりまく職業を考える」、第4回「職業と意志・役割・能力の関係について考える」では、ゲストティーチャーにジェフユナイテッド千葉企画地域担当の佐藤正典さん、ジェフのスタジアムDJをしていただいている、酒井道代さんが登場し、職業の社会的な意義・役割や、役割を担う能力・スキルの必要性を学びました。スタジアムDJの酒井道代さんの話では人に伝える事の難しさ、大切さを改めて知る機会となりました。
最終回の第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」では、1人ずつ自分の6年後のキャリアイメージプランを発表しました。「石川遼選手」の小学生時代の作文を参考にし、具体的に目標を持つことの重要性を学びました。またジェフユナイテッド千葉の森本貴幸選手・佐藤勇人選手からも子供達にビデオメッセージを頂きました。最後にはクラブの現状、クラブの方向性、自分達が目指すべき場所をもう一度再確認させるVTRを見せ子どもたちのモチベーションを高め、今回の[よのなか]科は幕を閉じました。子どもたちの中にはVTRを見て目には涙を浮かべる選手もいたり、強く心に残った[よのなか]科だったと思います。
参加した選手たちは5つのプログラムを通して、いろいろな知識を得ながら、自らの思考の幅を広げることができたと思います。また明確に自分のキャリアを意識することで、客観的に自分を見つめなおし、改めて強い意志を持った目標設定ができたと思います。
なお今回は、2014年度Jリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座(※)の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム Jリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ