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Press Release プレスリリース

2014.9.30

算数ドリル実践学習

フロンターレや川崎市にまつわる問題を計算で解きながら、算数の勉強が出来て、その上さらにフロンターレや川崎のことを楽しく知ることができる「川崎フロンターレ算数ドリル」。現在、川崎市内公立小学校に通う全小学校6年生に配布し、算数授業の副教材として使用されています。そんな算数ドリルを、制作・配布をした2009年から、選手が市内の小学校を訪れて、子どもたちと一緒にからだを動かしながら問題を解いていく「実践授業」を今年も開催してきました。

この「算数ドリル実践授業」、今年で6回目となりましたが、今回参加した選手は山本真希選手と中村憲剛選手。2人が一緒に授業を行なったのは、チームの練習する麻生グラウンドからも近い川崎市麻生区の柿生小学校でした。ここの小学6年生3クラスのみんなと晴天の空の下、2人の先生と“算数の”授業を行なってきましたよ。

まずは、2つのグループに分かれて、それぞれの問題を解いていきます。山本真希選手の方では「みんなで50m競争して、一緒にゴールしよう!」、中村憲剛選手の方では「ケンゴと自分のシュートの速度と動物の速度を比較しよう」というもの。算数は苦手な2人ですが、子どもたちと一緒に計算式を考えていきます。

まず、山本真希選手の方では最初に、今回の問題で使用する自分のベースとなるタイムを計測。普段はなかなかやらないであろう50m全速力でのダッシュでした。ここはプロの選手らしく、しっかりとみんなに差をつけてゴール!
結果、マサキの「7.5秒」というタイムをもとに、「自分が何m地点から走り出せば、マサキと一緒にゴールすることが出来るか?」これを求める計算式を考えていきます。そして最後は、それぞれ求めた答えのスタート地点に立ち、一斉に走り出すと…見事、みんなでゴールすることが出来ました!!

一方、中村憲剛選手の方では、ケンゴがどれくらいの速さでシュートを打てるのかを計測。子どもたちの前で、実際にケンゴが”本気で”シュートを打ったところ、かなりの歓声が沸いていました。そのあとは、そのシュートの速度をもとに具体的に「動物が走る・泳ぐ速さ」やそれぞれ「自分の記録」と照らしあわせて速度を求めたり、比較していきました。みんなと積極的に会話をするケンゴに、みんな嬉しそうでした。

授業が終わったあとも、みんなで記念撮影をしたり、2選手からサイン入りのトレーディングカードが1人1人に手渡ししながら交流をして、授業は終了しました。

●コメント

◇山本真希選手
「子どもは好きだから楽しかったが、やっぱり算数は難しかった。サッカーと勉強って普通結びつかないものだけど、こういう活動も含め、川崎市全体で応援してもらえるような地域との活動はフロンターレの特徴だと思う。今日一緒に勉強した子たちにフロンターレの試合を見に来て、僕らのプレーを見に来てほしい」

◇中村憲剛選手
「自分が子どもの頃にこういう授業があったら嬉しかっただろうなと思った。同じようにみんなにも喜んでもらえたらいいなと思って頑張った。フロンターレはこういうスタイルでやっているけど、Jリーグをもっと身近に感じてもらうためにも、各クラブもやれることやったり、色んなことをやっていかなければと思う。今日の生徒たちが1人でも競技場に足を運んでくれて、そこで会えたら嬉しい」

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