Press Release プレスリリース
2015.11.4
9月29日(火)、仲川輝人選手、中島賢星選手、田口潤人選手が、新横浜エリアの清掃活動を実施致しました。日頃から活動を継続されている、新横浜町内会、ロータリークラブ、地元企業・学校、日産スタジアムの皆さんと共に、試合日には新横浜駅と日産スタジアムを結ぶエリアの清掃活動を体験しました。
参加選手からのコメント
◎仲川輝人選手
清掃活動を通じ新横浜はものすごくゴミが少ないという印象を受けました。とてもきれいで生活していくうえで過ごしやすい街だとも感じました。街のゴミを拾いきれいにすることで、心も気持ちも清々しくなったのはもちろんのこと、新横浜の方々と協力しあいゴミ拾いをできたことは、人間関係を深めるうえで重要な活動だったと思います。なぜなら、新横浜の方々から新横浜の良い所だけでなく、ゴミを減らすためにどのような事を行っているのか、まだまだ改善しなければならない所はどこかなど様々なお話を聞けた事で、新横浜の方々が、日産スタジアムのあるこの街とともに、私たちF・マリノスを支えてくれていることを理解できたからです。日産スタジアムがある新横浜エリア周辺で少しでも恩返しができればと思うので、今後も清掃活動をすることは重要で良いことだと思いました。新横浜の方々とたくさんコミュニケーションを取ることで少しではありますが人間的にも成長できたと思います。
◎中島賢星選手
清掃を始めたところ、ほとんどゴミが落ちていない事に気づきました。日頃ボランティアしている方に聞くと、月に1回活動をしているそうです。長い間この活動をしていると知り、継続する事で新横浜という街がきれいになるだけでなく、この街をきれいにする事で、日産スタジアムに足を運んでくれるお客さんがいつも気持ちよく試合を観戦でき、また来たいと思ってくれることで、お客さんが増えるかもしれないと思いました。ボランティアの方々がどのように考えているかは分からないが、新横浜の街を愛してくれている人達であり、きっと横浜F・マリノスのことも大切に考えてくれているから、清掃を続けてくれているのではないかと思います。また、継続するという事がどれだけ大切な事なのか、実際に自分の目で見て確認する事も出来ました。
「継続する」というのはサッカーにも繋がる事で、上手くいく時、いかない時、どんな時であっても自分の決めた事をやり抜く事。それがゆくゆくは形となり少しずつでも成長できるのではないかと思いました。今の自分はまだ試合に出場する事が出来ていないが、折れる事なくやり抜き通し、いつかそれが形となって、自分だけではなく今まで支えてくれた方や応援してくれた方々のためにも継続して良かったと思えるように頑張っていきたいです。
◎田口潤人選手
活動前の想像よりもゴミが少なくきれいでした。ユースの時にマリノスタウン周辺の清掃をしたことがあったが、今回はその時よりも時間も労力も半分くらいに感じるほど、ゴミを拾う量が少なく見つけることが難しかったです。しかし、ボランティアの方の話を聞いて、町がきれいな理由が分かりました。この清掃活動は17年間、月に1回のペースで続けられているそうです。続けることの大変さは自分自身も分かっているつもりなので、この数字を聞いたときとても驚きました。それと同時に自分の中に「はっ」とするものがあり、自分がこれからどうしていくのかを再確認することができました。今、自分はリハビリをしています。できることは毎日限られているが、しっかりと毎日積み重ねて、復帰した時にパワーアップしたいです。
今回の活動では、意識的に周りを見て歩かない限りこの道でゴミを見つけることはできなかったです。普通に歩いていたら「この道きれいだな」と思うこともなかったと思います。しかし、今回ゴミを拾うという活動をすることで自分はあることに気付きました。それは歩いていて何も思わないということがきれいだということです。これはGKに似ています。GKの存在感なく勝利する。試合に勝利した時に「GKいたのかな」と思わせること。これは未然に失点を防ぎ勝利するという究極のGK像です。この領域にたどりつくのは難しすぎることですが、今回の活動で少しでも近づいていくためのヒントを得た気がします。
写真提供/横浜F・マリノス