Press Release プレスリリース
2016.8.23
8月16日(火)、浦和レッズを支えてくださるパートナー企業「メディカル・ケア・サービス株式会社」様が運営する埼玉県春日部市の「愛の家グループホーム 春日部一ノ割」で、伊藤涼太郎選手が、介護の現場を体験し、主に認知症ケアについてスタッフの皆さんの仕事体験を行いました。
「愛の家グループホーム 春日部一ノ割」は2ユニット最大18名の高齢者が生活するグループホームです。最初に押野グループ長から施設の概要や理念をレクチャーしていただき、その後入居者の方がユニット内のリビングスペースで寛いでいらっしゃる現場を見学しました。その後入居者全員が集まってレクリエーションを行う現場を体験しました。まずは皆さんに自己紹介をしてサッカー選手であることを知っていただくためにリフティングを披露しました。続いて春日部市独自の健康体操で一緒に身体を動かし、秋の発表会のための花笠音頭も体験しました。また皆さんが楽しみにしている合唱を行い、「幸せなら手をたたこう」などを一緒に歌いました。おやつの時間ではでプリンアラモードをいただき、伊藤選手は入居者の方にお茶を勧めたり、食器の後片付けを手伝いました。
このレクリエーションが終わった後、入居者の方はそれぞれのユニットに戻りました。伊藤選手は足が不自由な方を介助して別のユニットへお連れするなどの体験を行いました。ユニットに戻った後は入居者の方々は脳トレということで用意された課題用紙による間違いさがしを行い、伊藤選手はコーチ役として隣に座ってヒントを出したりとそのお手伝いを体験し、3時間の研修を終えました。
選手からのコメント
◎伊藤涼太郎選手
最初は少し緊張しましたが、皆さんがやさしく接してくださったのですぐに溶け込むことができました。皆さんに「テレビで応援するからね」と励まされ、逆に自分の方がたくさんの元気をいただきました。身体が不自由な方たちをケアする大切さや仕事を丁寧にすることの大切さを学べてよかったです。この経験を生かして練習に励み、プロとして早く多くの試合に出られるよう明日からも頑張ろうと思いました。
写真提供/浦和レッズ