Press Release プレスリリース
2018.10.5
9月6日(木)、障害者スポーツ文化センター横浜ラポールにて知的障害者サッカーチーム「横浜F・マリノス フトゥーロ」の指導・練習サポートを通じて、生駒仁選手、西山大雅選手、町野修斗選手が地域ボランティア活動を実施しました。
フトゥーロの練習30分前に選手たちには横浜ラポールに集合してもらい、まずは施設職員の方に様々な障害者スポーツの設備案内や活動内容に関してのビデオ鑑賞と説明、そして実際に身障者が利用しているような体験(サウンドテーブルテニス)を実感してもらいました。その後、コーチの指導のもとフトゥーロの選手30名ほどと共にウォーミングアップから遊びを取り入れた練習、そして本格的なゲームまで一緒に汗を流しました。
◆生駒仁選手コメント
「横浜F・マリノスは、Jリーグで唯一、知的障害者のサッカーチームを持っているクラブということで、今回横浜F・マリノス フトゥーロの練習に参加させてもらいました。僕が一番思ったことは、すごくみんなサッカーを楽しんでいたことです。そこで、サッカー、スポーツは、どんな人でも楽しめ、笑顔にすることができる力があると改めて実感することができました。こうしてサッカー通して、普段あまり関わることの少ない人達と接し、楽しむこと、スポーツの力、何も不自由なくサッカーができることなど、沢山の事を学ぶことができました。とても貴重な経験になり、これからも更に頑張っていこうと思いました」
◆西山大雅選手コメント
「今回新人研修として横浜ラポール視察、そして知的障害者サッカーチームのフトゥーロの練習補助をさせていただきました。横浜ラポールは、障害者の方々が不自由なくスポーツを楽しめる施設で、段差が少なく、手すりが多かったり、バリアフリーな環境が整えられていて驚きました。そしてこの環境が横浜ラポールだけでなく、普段僕たちが過ごしている日常生活の中にも取り入れられれば更に良いと思いました。フトゥーロでは学生や大人など幅広い年齢層の方々がプレーしていました。知的障害者とは思えないほどのレベルの高さにも驚かされ、自分もとても必死になりました。そして、ボール一つで繋がるサッカーの素晴らしさを改めて感じ、プロ選手である自分はもっと頑張らなければいけないと思いました」
◆町野修斗選手コメント
「今回Jリーグの中で唯一、知的障害者のサッカーチーム(フトゥーロ)を持っているということで、普段一緒にサッカーする機会がない人達と触れ合いました。横浜ラポールを視察すると、目が不自由な人が一人で走ったり、歩いたりできる陸上トラックや弓道ができる施設など、さまざまなスポーツが楽しめる環境がありました。フトゥーロの練習補助では、一緒に楽しくサッカーができ、障害があるなしに関係なく、スポーツ(サッカー)を楽しむことができるということを改めてフトゥーロの選手達から学ぶことができました。この活動を通じて感じたこと、学んだことをいろんな人に発信していきたいと思います」
写真提供/横浜F・マリノス