Press Release プレスリリース
2019.8.5
7月9日(火)、ガイナーレ鳥取U-18を対象に「コミュニケーション研修(リーダーシップ編)」が開催されました。
講師は、株式会社アイデム 人と仕事研究所の波多野雅彦さん。波多野さんは、ガイナーレ鳥取のGMである野人こと岡野雅行氏のゴールで初のワールドカップ出場を決めたあの瞬間スタジアムにいたという話から始まりました。俗に言う「ジョホールバルの歓喜」を生で観られていたそうです。何か縁を感じます。
研修の冒頭に目的「チーム活動に必要なリーダーシップスキルの基礎を学ぶこと」と本日のゴールを伝え、アイスブレイクを行いました。アイスブレイクでは、思考・行動の癖が人にはあり、過去の経験に頼るのではく、新しいことにチャレンジすることで思考・行動に変化が現れ成長できることを理解しました。
さらに快適空間(コンフォートゾーン)から背伸び空間(ストレッチゾーン)へ入ることで人は成長する。つまり違和感のあることにチャレンジしなければ成長はない。成功の反対は挑戦をしないこと。新しい経験がパフォーマンスアップにつながることを学びました。
体感ワークのチーム活動では、その際に必要なコミュニケーションの「発言する」「反応する」「確認する」ことを学びチームとして協働する姿勢でチャレンジしましたが、まだまだリーダーシップを発揮する様子は少なかったように感じました。「リーダー」=役割、「リーダーシップ」=振る舞い、在り方である。リーダーシップを発揮するため……!?これからの活動に向けて考えさせられました。
また、フォロワーシップについても新たな気づきがあり、これまでは受け身のイメージでしたが、フォロワーシップ=「リーダーへの自律的支援」「チームへの主体的貢献」であり、リーダーの後ろについていくだけでなく、自律性と主体性が問われます。
今回の研修を実施したいちばんの理由は、選手の主体性をどう育むかというテーマに対してヒントを得るためでした。ガイナーレ鳥取アカデミー選手には自己主張をしようということを求めています。そのために主体性が必要ではないかと考えています。
これからも一人ひとりがリーダーシップ、フォロワーシップを発揮できるように、スタッフも学び、考え、選手の成長率を高めていくためにチャレンジをしていかなければと改めて考えさせられました。
写真提供/ガイナーレ鳥取