Press Release プレスリリース
2019.12.2
毎年、V・ファーレン長崎は、長崎県をホームタウンとするプロサッカークラブとして、平和祈念活動を行っております。
今年も長崎に原爆が投下された8月9日の中心とする6月~9月にかけて、平和祈念マッチの開催、平和祈念ユニホームの着用、試合前の平和宣言、平和祈念イベントの開催、クラブ・ファンが共に行う千羽鶴の制作などを行いました。
そして10月2日(水)、江川湧清選手、古賀貴大選手、鹿山拓真選手の3名が長崎原爆資料館へ平和祈念ユニホームと千羽鶴を寄贈させていただきました。原爆資料館訪問をはじめとする平和祈念活動を通じて、選手たちは、平和の尊さを改めて感じるとともに、V・ファーレン長崎に所属するプロサッカー選手として、何を発信できるのか。自分たちにとって平和とは何なのかを考えました。
◎鹿山拓真選手コメント
私は長崎県出身者として、地元のクラブV・ファーレン長崎のこのような平和への取組みをとても素晴らしく、誇らしいことと思います。原爆資料館に寄贈する活動は毎年行われるようになり、伝統的な活動になりつつあります。サッカーを通して平和への想いを発信していくことは、一人のプロサッカー選手として一人の長崎県出身者として使命であると思っています。このような活動を続けていくことが大切だと思うので、微力ながら力になっていけたらと思います。
◎江川湧清選手コメント
自分は長崎県出身で幼い頃から平和について学ぶことが多くありました。だから人一倍世の中に平和を発信しないといけないと強く思っています。長崎出身者としてサッカーで平和を発信していきたいです。
◎古賀貴大選手コメント
V・ファーレン長崎の選手として平和を発信していかなければならない立場で、新人の選手として平和宣言書を寄贈できる機会をつくっていただいたことを感謝したい。多くのメディアの方が来ていただき、長崎として平和を発信できたことを嬉しく思うと同時に、多くの期待を背負っていることを実感しました。
写真提供/V・ファーレン長崎