Press Release プレスリリース
2020.10.13
規律委員会において2020明治安田生命J1リーグ 第21節の試合で起きた行為に対し、レアンドロ選手(FC東京)の処分を下記のとおり決定いたしました。
【処分内容】
3試合の出場停止
罰金(30万円)
【出場停止試合】
2020明治安田生命J1リーグ
2020年10月14日(水)開催 第22節 FC東京 vs 清水エスパルス
2020年10月18日(日)開催 第23節 横浜FC vs FC東京
2020年10月24日(土)開催 第28節 FC東京 vs 横浜F・マリノス
【処分理由】
2020年10月10日(土)2020明治安田生命J1リーグ 第21節(FC東京 vs ガンバ大阪)の試合においてレアンドロ選手は試合中の下記①②の二つの行為について、対戦相手であるガンバ大阪より試合中に審判員が確認できなかった極めて悪質な行為に関する申し立ての提出があった。
①53分、競り合った後に同選手がガンバ大阪の選手の顔付近に肘を当てた行為
②68分、ガンバ大阪の選手と並走している際、同選手が左手で相手選手の顔を故意に殴打した行為
Jリーグ規律委員会にて、同行為について映像を用いて検証し、レアンドロ選手にも事実関係を確認した結果、下記の事実を認定した。
1.上記①の行為の存在が確認され、それは悪質な行為と認定できるものではあるが、(審判が試合中に確認していたとすれば)退場処分を命じたであろう行為とまでは言いきれないものであり、極めて悪質な行為には該当しないと判断した。
2.上記②の行為については、並走時に相手競技者がいる反対側の左手を使い相手の顔を殴打する行為があったと認定した。また、その行為は極めて悪質かつ危険なものであり、(審判が試合中に確認できていたとすれば)当然に退場処分を命じた行為であると判断した。
上記の事実関係の確認を踏まえ、 (公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、上記②の行為(69分の事象)は、試合中に審判員が確認できなかった「極めて悪質な行為」に該当するものであり、同基準の「選手等に対する暴行・脅迫および一般大衆に対する挑発行為」に相当すると判断、3試合の出場停止および罰金(30万円)処分とする。