Press Release プレスリリース
2021.6.21
V・ファーレン長崎 背番号22番 鍬先 祐弥選手は、雲仙普賢岳噴火災害に伴う地域ボランティアを行いました。
43人の犠牲者を出した雲仙普賢岳噴火災害から今年で30年が経過し、V・ファーレン長崎としてもホームタウンである島原市・南島原市の皆様とともに様々な活動を行ってまいりました。
2021年4月12日に、同記念館における防災学習を皮切りに、先日の南島原市立大野木場小学校の訪問など、鍬先選手は継続的に南島原市におけるボランティア活動を行ってきました。その一連の活動の締めくくりとして、雲仙・普賢岳の火山災害の犠牲者を悼む「いのりの灯」に参加しました。「いのりの灯」は大規模火砕流が発生した6月3日に毎年行われる追悼のキャンドルを灯すイベントです。そこで使用するキャンドルはクラブの選手やクラブマスコットたちも思いを込めて作成をしました。
今回の訪問では、選手を代表して、クラブのメンバーのキャンドルを捧げるとともに、多くの方々が慰霊のために作成されたキャンドルの点灯などのサポートを行いました。
今後は、自身のSNSを利用して、当日の様子を発信していくなど、Jリーグの新人研修で培ったスキルを活用して参ります。
◎選手のコメント
鍬先 祐弥選手
この度「いのりの灯」というイベントに参加しました。一連の活動を通して強く感じたことは、雲仙・普賢岳の災害から30年の月日が流れており、この出来事が風化しないように多くの人々に災害の恐ろしさや復興に対する強い想いを伝えていかなければならない、ということです。特に感じたことは、単に話を聞くだけではなく、実際にその土地に足を運んで、どのような事があったのかを体験することが、重要なのだということです。こうした活動を通して、島原地域に対する思い入れも強くなりましたし、自分でも何かできることがあるのなら、積極的に力になりたいと感じるようになりました。
写真提供/V・ファーレン長崎