Press Release プレスリリース
2021.8.5
2021年6月28日(月)、福島竜弥選手がさいたま市立木崎小学校の6年生に向けてオンライン授業「レッズ先生」を実施した。
本企画は、「社会の一員として、青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズ理念の活動方針のもと、コロナ禍で通常通りの生活を行うことができないホームタウンの子どもたちのために実施された。
「りゅうや先生」と呼ばれた福島は、小学6年生だったころの自身を「やんちゃな子だったし、反抗期でお母さんとけんかしていた」こと、サッカーは楽しいから続けていただけで「プロになりたいともそこまで思っていなかった」ことを明かしながら、恩師と呼べる中学生時代のクラブチームの監督に出会って心境が変わったこと、サッカーに本気で取り組みたいと思えた経験を話した。
そして、恩師と出会ってからサッカーに本気で取り組み、浦和レッズユースからトップチームに昇格した経験をもとに、「僕自身はサッカーをやっていてエリート、スペシャルな選手ではなかったし、苦労や挫折の方が多かったですが、夢を追い続けて、『俺は絶対にプロになれる』と自分自身を信じてやってきました。みんなも自分を信じて、がんばってほしいと思います」と、自分を信じることの大切さを伝えた。
お互いへの質問で児童と交流した後、「これから中学校に進学して、高校に上がっていく中で、つらいこともあるかもしれないけど、勉強もスポーツも、夢や目標に向かって、自分を信じてがんばってください」と改めて伝えると、「僕も来年にはみんなに知ってもらえるような選手になります」と活躍を誓った。
最後にサイン入りのクリアファイルをプレゼントすることを伝えると、各教室が大盛り上がり。授業に参加した児童からは「自分を信じて努力することが大事だとわかりました」、「僕もサッカーをやっているのですが、この話を聞いて僕ももっと努力をして浦和レッズに入りたいと思いました」といった感想もあり、児童たちにとっても有意義で貴重な経験となったようだ。
◎選手のコメント
福島竜弥選手
今回の授業を受け、自分は初めて大人数の前で話をしました。自分の伝えたいことを言葉にして伝える事の難しさを身に感じました。
今回の体験や感じたことを、今後の様々な場面で活用できるようにしたいと感じました。また、世代によっては伝え方を変える事も大事だと感じました。
写真提供/浦和レッズ