公益社団法人 日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）

2021 Ｊリーグ新人研修地域ボランティアレポート　　（木村太哉）

2021年8月29日(日)に、木村太哉選手が甲南大学および甲南中学、甲南高校サッカー部の現役部員に対してのオンラインでの講演会に参加しました。

本講演会は、木村選手の出身大学である甲南大学よりご依頼いただき、甲南中学、甲南高校、甲南大学の現役サッカー部員に対して、競技力・人間力の向上に繋げることなどを目的として実施されました。
また、OB会会長や、関係者の方々のご参加もあり、Jリーグをもっと身近に感じていただきたいという思いを込めて、木村選手自身初めての講演会に臨みました。

講演会は参加者総勢167名の方々にお集まりいただき、木村選手が自ら作成したスライドを使いながらZoomを通じて行われました。
自己紹介から始まり、木村選手が学生時代に取り組んでいたことや、掲げていた目標など、またプロになってから必要と感じて取り入れたトレーニングなどを、行動だけでなく意識の部分を含めて、自身の体験を伝えました。
また、実際にJリーグの舞台に立って感じたことや、Jリーグの魅力を伝えることで、もっと多くのサッカーファミリーを増やしていきたいという思いを語っていたのが印象的でした。

最後の質疑応答では、中学生から大学生まで多くの現役部員からの質問に答え、締めに甲南大学サッカー部の柳川監督より激励のメッセージをいただき、講演会は終了となりました。
甲南大学初のＪリーガーということもあり、現役部員はもちろん、関係者の方々の期待を多く背負っている木村選手。
ルーキーイヤーとして闘う残りのシーズンでも、自分に課した結果にこだわっていくと、決意を新たにしていました。
新型コロナウイルスの影響でファン・サポーター、外部の方々と関わる機会が少なくなっている昨今、このような機会をいただけた甲南大学関係者の皆様に感謝いたします。

◎選手コメント
木村太哉選手
初めて講演会に参加してみて、自分が伝える立場になったということを改めて自覚する良い機会になりました。今までは、プロを目指して参考にしている立場だったのが、目指される立場になり、自分なりではありましたが、考えや、どういうことに取り組んできたかなどを伝えられたかなと思います。
また、伝える立場だけではなく、改めて自分の考えや行動を客観的に見つめ直すことができたので、自分自身の成長に繋がる機会にもなりました。まだまだ言葉足らずな部分があったとは思いますが、しっかり振り返って、改善をして、次に同じような機会があれば活かしていきたいと感じました。