Press Release プレスリリース
2021.10.13
2021年10月1日(金)、西尾 隆矢 選手、西川 潤 選手、松原 颯汰 選手が、大阪府中央聴覚支援学校の5・6年生を対象に交流する地域ボランティア活動を行いました。コロナ禍により、現地での実施が難しかったため、舞洲クラブハウスにてオンラインにより手話やゲームによる交流を行いました。
初めに、選手たちそれぞれが手話による自己紹介を行いました。事前に選手たちに見本映像を送り、当日までに繰り返し練習をしていたため、不慣れではあるもののメンバーそれぞれが滞りなく実施することができていました。
次に、支援学校の児童から手話クイズ(この手話は何を表しているでしょうか?など)が出題され選手が回答したのですが、なかなか正解にたどり着かず選手たちも頭を悩ませていた様子でした。そして、児童vs選手でまゆ毛リフティング(制限時間内にまゆ毛を何回上下できるか)、フェイスビルディング(制限時間内に何回顔の表情を変えることができるか)やドライアイ走(ストップウォッチを見ずに、より10秒に近いタイミングで瞬きをした人が勝ちというゲーム)などのARゆるスポーツで対決をしたのですが、このゲームがとても盛り上がり、選手も児童たちも真剣で白熱した勝負が繰り広げられました。特にドライアイ走では、児童が9.90秒という限りなく10秒に近いスコアを叩き出し、これには選手たちもお手上げという様子でした。
最後にはお互いにフリーで質問をしあう時間もありましたが、後に運動会を控える児童たちからは、足が速くなるにはどうすればよいですか?という質問があり、選手たちからは地面を強くけるという回答やいい靴を履くといいと回答するなど、それぞれの視点からアドバイスしていました。トータルで約90分という時間でしたが、手話に触れたりやゲームで対決をしたりする中で選手たちも楽しく充実した時間を過ごすことができた様子でした。最後には児童から感謝や激励の言葉もいただき、選手たちも今後の活動に向かうエネルギーをもらうとても貴重な機会となりました。
◎選手のコメント
西尾 隆矢 選手
自己紹介で手話を体験しましたが、すごく難しくて手話で普段話をしている子どもたちはすごいなと思いました。今回の活動で子どもたちと交流できたことは自分にとっても貴重な時間でしたし、いろいろ学ぶことがあり、自分自身のこと、チームのことやサッカーのことを多くの人に知ってもらえる機会でもあるので今後もいろいろな活動に積極的に参加したいと思います。
西川 潤 選手
ゲームをしている最中に子どもたちが選手やセレッソの景品を欲しがっている姿を見て改めて選手としての意義を再確認することができた。これらの活動を通じて地域の方たちの応援があってプレーができていることのありがたみを感じることができたので、それを今後のサッカー人生に活かしていきたいです。
松原 颯汰 選手
将来の夢の話になったときに、一人ひとりが明確な目標を持っていてすごいなと思ったと同時に、自分も同じ年ぐらいの時にプロサッカー選手を目標にしていたことを思い出しました。改めてこの状況に感謝して、気を引き締めて頑張っていきたいと思いました。
写真提供/セレッソ大阪