Press Release プレスリリース
2021.12.27
10月20日(水)、明本 考浩 選手がさいたま市立大門小学校の6年生に向けて、オンライン授業「レッズ先生」を実施した。
本企画は、「社会の一員として、青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズ理念の活動方針のもと、コロナ禍で通常通りの生活を行うことができないホームタウンの子どもたちのために実施された。
「あき先生~」の掛け声で登場した明本 選手は、サッカー選手を夢見ていた幼少期からプロになるまでの話を始めた。
「まずは楽しむこと、そしてお父さん、先生の話をよくきいてそれを真似すること、それは常に意識していました。経験していく中で、良い時に自分に何ができるか、悪い時にはどうすればいいのかを、常にみなさんには考えて欲しいと思います。」
18歳でプロになれなかった悔しさが成長につながり、その失敗がなければ、僕は今ここにいないと思います。挫折をした時に沢山努力をし、筋トレや、誰にも負けないように走りました。人一倍走り、人一倍がむしゃらに戦いました!今の自分があるのは、育ったまちの栃木のおかげであり、僕を沢山叱ってくれたお父さんや学校の先生、スポーツの先生のおかげです。そこで僕は怒られたことをふてくされるのではなく、すべて受け入れていました。難しいことも沢山あると思いますけど、今先生に怒られた時に、嫌に思うのではなく、それを素直に受け止めて自分の何が悪かったのか、何が良かったかを考えて行動することで、成長につながると思うし、良い大人になれると思うので、みなさんに真似して欲しいところです。
みなさんもぜひ夢や目標を持ってください!目標があれば、チャレンジすることができ、それを追いかけることによって、掴むことも、信じることもできます。元気よく外で沢山遊んで、友達を大切にしてください。小学校、中学校、高等学校のときの思い出は一生残るので、今のこの一瞬でも無駄にしないような生活を送って欲しいなと思っています。
児童からの質問では、
「辛い時は、チャンスだと思い出来ることを追求してください。」「練習も大事だけどとにかく楽しむことを第一にしてください。」
「沢山の経験をし、得意なものを見つけてください」とポジティブな回答をし、「挫折したときにどうやって立ち直ったのですか?」の質問には、「まずはあきらめない気持ちを大事にして“僕は絶対にできる”と言い聞かせ、もう負けないんだという気持ちで、常に練習に取り組んでいました。そういう姿というのは誰かが絶対に見ていていくれているので、それが僕の成功につながっていると思います。」と答えた。
最後にメッセージ
「これだけは忘れないでください、学校生活を楽しむこと、友達を大切にすること、そして一番なにより大事なことは夢や目標を持つこと、それだけは忘れずに生活していってほしいなと思います。浦和レッズも応援してくれたら嬉しいです」、と伝え、最後に記念撮影をし、約50分の授業を終えた。
児童の授業の感想
「今日の、あき先生の話は一生に一度あるかないかの経験なので、これは絶対に忘れない思い出にしたい。今日聞いて覚えたことを夢に向かって頑張っていきたい。」と感想を持った児童は、早速次の授業時間に、それぞれが「夢年表」を書き始めていた。
直接ふれあえるその日まで、画面越しではありますが『レッズ先生』は、子どもたちへ夢や希望、勇気を与えるメッセージを発信し続けます。
◎選手のコメント
明本 考浩 選手
オンラインの難しさがあった。夢をつたえるのは会って伝えたかった。自分の思うような言葉を発言できなかった。
写真提供/浦和レッズ