公益社団法人 日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）

2021Ｊリーグ新人研修　地域ボランティアレポート　　（西川幸之介、弓場将輝）

2021年12月22日（水）西川幸之介選手・弓場将輝選手が、大分県佐伯市八幡小学校を訪問し、1年生～6年生約120名を対象にサッカーを通じて健康・体力づくりを兼ねた触れ合うことの楽しさと大切さを目的にサッカー教室を行いました。

最初に1年生～3年生、その後に4年生～6年生と2つのグループに分けサッカー教室を行いました。ボールを使った鬼ごっこでは頭にディスクマーカーコーンを乗せて落とさないよう鬼が追いかけそれを見て逃げる。ドリブルしながら相手の動きに反応したりなど普段当たり前にできていることが一つの変化で難しさを生じるなど、戸惑いながらも一所懸命に取り組んでいました。そのあとに選手や生徒たちを4グループに分けて試合をしました。生徒たちは選手のプレーを見て、ボールが取れない悔しさより、間近で感じることができたことのうれしさと楽しさがあったようです。

試合後には生徒たちと交流会を行い、生徒からは「どうすればプロ選手になれますか」「普段大事にしていることは何ですか」などの質問がありました。質問に対して西川選手は「練習から真剣に取り組むことが大事」、弓場選手は「普段は周りの人を思うことが大事」など選手の答えを生徒たちは真剣に聞いていました。

交流会の最後には記念品の贈呈と選手のサイン会を行いました。生徒たちはサインをしてもらった後にとてもうれしそうにしていました。選手たちはその光景を見て、今後もボランティア活動でたくさんの人たちにスポーツのすばらしさを伝えていきたいと思えた時間となり、生徒たちから良い刺激を与えられた機会になりました。

◎選手のコメント
西川幸之介選手
自分たちの影響力の大きさを感じると共に私たちが普段応援して頂いているのに対して、地域に何を伝えられているのか。大分トリニータが地域密着型というのもあり、新人研修に限らずとも、地域の関わりの場を作るべきであると思いました。

弓場将輝選手
小学生と触れ合うなかで、どのように接してどのように対応するかなど、とても難しかったです。生徒たちが心地よくサッカーに取り組んでもらう環境をどうしたらよいのか考えさせられる時間になりました。来年も積極的に地域に貢献したいです。