Press Release プレスリリース
2022.8.30
2022年4月19日(火)加藤 拓己 選手と川谷 凪 選手が静岡市立清水船越小学校を訪問いたしました。小学校訪問を通じ子どもたちと触れ合うことで「清水エスパルス」というクラブを身近に感じてもらうとともに、プロスポーツ選手として夢や感動をわかちあいたいという想いからホームタウン活動を行いました。
清水船越小学校6年生約100名を前に、川谷選手がリフティングで自慢のテクニックを披露しました。また、希望する児童がシュートを打った後で加藤選手が豪快なシュートを披露し会場はとても盛り上がりました。その後、先生からの質問に答える対談形式で、プロサッカー選手という夢を叶えるまでの道のりを振り返りました。
小学生時代はサッカーが上手ではなく、自信をもってサッカーができていなかったと語った加藤選手。「サッカー選手になりたいという夢を友人に笑われたこともありましたが、それを機に夢を叶えたい気持ちが強くなりサッカーに本気で取り組むきっかけとなりました。夢を叶えるには自分を信じることが大切。」とアドバイスを送りました。また、「子どもの頃にサッカー選手を見てプロになりたいと思ったので、自分のプレーを見た子どもたちにも同じように思っていただけるよう夢をみんなに届けられる選手になりたい。」との加藤選手らしい熱い言葉で児童たちに語ってくれました。
川谷選手は、「高校1年生の時に大怪我をしてしまい、1年間ほとんどサッカーができませんでした。人生で一番悔しい瞬間でしたが、体づくりなど怪我をした中で自分ができることに全力で取り組んだことが今に繋がっています。好きなことだけでなく自分の苦手なことからも逃げずに積極的に挑戦していけばみんなも自分の夢を叶えることできると思います。」と大きな挫折から立ち上がってプロになった自身の経験を語ってくれました。
最後に、代表児童からお礼の言葉を受けた加藤選手は、「自分の夢や目標に自信を持って学校生活を送ってください。またスタジアムで会うことを楽しみにしています」とメッセージを伝えました。
◎選手コメント
加藤 拓己選手
自分自身が小学生の時に感じていた悩みや当時の夢を語ることで改めてサッカー選手になれたのは沢山の人の支えがあったと感じることができました。また小学生から沢山の質問を受けて自分が小学生の時にサッカー選手を見て夢をもらったように、多くの子どもたちが私たちのことを夢見てくれていることを実感し、夢を与える立場になったことにより一層の責任感と自覚が芽生えました。子どもたちは夢をもってそれを叶えるために私たちから少しでも学ぼうとする姿がありました。私たちの話をしっかり目を見て聞いてくれる姿に、私たちの姿で地域や子どもたちにもっと笑顔を届けなければいけないと感じました。
身近に清水エスパルスというクラブが存在していること、清水エスパルスがある街で育ったことをみんなが誇りに思うクラブになるために日々の活動に取り組まなければいけないと感じました。後日の小学生招待試合で多くの子どもたちの応募があったことを知りとてもうれしく思いました。また、コロナ禍にも関わらずこのような素晴らしい企画を実行してくださった学校職員・クラブフロントスタッフ・静岡市に心から感謝をしています。これからもこのような機会に多くの方々と、子どもたちと出会えることがとても楽しみです。
川谷 凪 選手
今回初めて小学校訪問をさせていただきました。すごく楽しい経験になりました。自分は小学生の時、ガンバ大阪の選手が小学校に訪問されたとき、どの選手か覚えてはいないですが印象にはすごく残っています。その姿を見て本当にプロサッカー選手ってカッコいい職業だなと思いました。その憧れてた選手に今自分がなれているので今度は自分が小学生に憧られるように頑張っていきたいと思います。
写真提供/清水エスパルス