Press Release プレスリリース
2022.12.7
2022年11月23日(水)、サンFC白山との共催で、発達障害の子どもたちを対象にした「サッカー療育」を開催するシャレン!活動に、長峰 祐斗 選手が参加しました。
「サッカー療育」とは、サッカーを通じて発達障害の子どもたちの生活能力や社会性向上をはかることを目的とした療育であり、サンFC白山は放課後等デイサービスとして、白山市・野々市市近辺にお住いのお子さんを対象にサッカー療育をメインで展開しております。
この活動は「ツエーゲン金沢の選手達とふれあい、プレーを間近で見せてもらうことで、『サッカー療育』に取り組む子どもたちのモチベーションアップにつなげたい」とサンFC白山からのお声掛けをいただけたことで、参加に至りました。
選手達には本年7月に、実際にサッカー療育および発達障害の子どもたちについて学ぶ勉強会を実施し、サッカー療育に参加し、当日はアイスブレイクとして、リアクションゲーム、シュート練習、ミニゲームを行いました。
リアクションゲームは選手と子どもたちが向かい合い、「頭!」「お腹!」など、コーチがコールした身体の箇所をタッチし、「ボール!」とコールされて相手より先にボールに触れたら勝ち!というゲームです。
発達障害の子どもたちの中には、「瞬時に判断して動く」ということが苦手なお子さんもいます。これは、そういった力を育むために、療育プログラムの1つとして取り入れられております。
その後のシュート練習は、選手からパスを受けてシュートが決まったら選手とグータッチをするというかたちで行いました。ポジティブな声掛けをすることが子どもたちにとっても良い影響になるので、その点を意識して長峰選手も取り組んでいたように思います。
最後のミニゲームでも同じく、子どもたちがシュートを打ちやすい場所にあえてパスを出すなど、工夫して取り組んでいました。
子どもたちは大変楽しそうでしたが、その様子を眺める保護者の方からも「選手のプレーを間近で見ることができて、子どもたちにとっても刺激になったと思います。普段以上に楽しそうにプレーしている子どもたちの様子をみて嬉しくなりました」といったお言葉をいただきました。
◎選手のコメント
長峰 祐斗 選手
ゴールを決めたあとにハイタッチなどで自己肯定感が上がるということを勉強会でも学んでいたので、そういうことを意識しながらやりました。またこういった機会があればぜひ参加したいです。
写真提供/ツエーゲン金沢