公益社団法人 日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）

2022Ｊリーグ新人研修　ホームタウン活動レポート　　（高岸憲伸）

2022年10月18日（火）、笠間市立岩間第三小学校で、高岸憲伸選手が、1,2年生を対象に「人間力を育む授業」と題してホームタウン活動を行いました。

授業時間１時間を活用し、授業前半では体育館で運動しながらの様々なチームワークゲームをすることによって、講師となる高岸選手と児童がコミュニケーションを取りました。
ゲームの中にはテーマとなる「チームワーク」を盛り込みながらアシスタントとなるクラブスタッフが授業を進行し、授業後半は選手が児童に対し、自身の言葉でテーマに合わせたトークを披露しました。
テーマに合わせたトークと、サッカーを通じて得た学びを話すことによって、児童はもちろん、人前で話すことで高岸選手の人間力も育まれました。

映像による活動の様子は下記のURLよりご確認いただけます。
https://twitter.com/hollyhock_staff/status/1583035296047894528

◎選手のコメント
高岸憲伸選手
とても元気な1,2年生でした。普段接する機会のない世代の子どもたちだったので、接し方の部分で難しく感じたこともありましたが、子どもたちの嬉しそうな反応を見ることができて、ホームタウン活動をやって良かったと感じました。
授業の冒頭は、お互い緊張があって距離感もありましたが、時間が経つにつれて、みんなと打ち解けることができ、子ども同士での声の掛け合いも生まれてきました。周囲に声をかける難しさ、勇気を持って発言する重要性を子どもたちから僕自身も感じさせてもらい、同時に子どもたちも学んでくれたのではないかと思います。
また、授業数日後、子どもたちから手紙をもらいました。手紙には、ホームゲームの日に試合観戦にも来てくれたと書いてあったのですが、残念ながら僕は怪我をしていたためプレーを見てもらうことはできませんでした。しかしながら、プロ選手として子どもたちの前に立つ重要性や、影響をこの活動を通じて学びました。授業で出会った子どもたちが応援しにスタジアムまできてくれたことを嬉しく感じています。また今後もこのような活動や教育の場に関わっていきたいと思います。